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【考察】大河ドラマ「べらぼう」第7回!

おはようございます
2月後半の月曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
午前中に来客2件対応打合せ
午後からはひたすら申請書類と資料整理

で、月曜日ということで
大河ドラマ「べらぼう」の第7回

鱗形屋が偽版の罪で捕まったのを見て
この機を逃すまいとする重三郎は
倍売れる吉原細見を作ることを宣言し
地本問屋の仲間に加えてもらう約束を取り付ける
それを快く思わない老舗地本問屋の西村屋は
重三郎の参入を阻もうとある行動に出る
細見お披露目直前まで編さんを繰り返した重三郎に
花の井が現れ、ある話を持ちかける…

ドラマのあらすじに関してはこちらへ
べらぼう公式サイト

今回の劇中では江戸城内は出てきませんでした
前回の話題の中で出てきた話が日光社参
この日光社参は江戸城内の力関係に
影響を与えることとなりますがそれは今後

日光社参とは将軍あるいは大御所又は大納言(将軍嫡子)が
幕府を創始した東照大権現・徳川家康を祀る日光東照宮
参拝することをいいますが

この日光社参は、江戸時代を通じて合計19回実施されたそうです
社参した将軍(大納言や大御所の時期のものを含む)は
2代秀忠が4回、3代家光が10回、4代家綱が2回
8代吉宗(1回)、10代家治(1回)、12代家慶(1回)
の計6名の将軍実際に行ったそうです

そのうち実に16回が家綱の時期までに集中し
吉宗以降は3回のみにとどまりました

将軍の日光社参には大名や旗本をはじめ
莫大な数の人馬が供奉するため莫大な費用も掛かりました

1776年の10代家治の社参では行列の先頭が
日光にあるときに最後尾はまだ江戸にあった
とも言われていていたほどであり
これほどの大事業を成し遂げることは
徳川家の権威を広く知らしめる効果が
絶大であった反面要する経費も膨大で

4代家綱の後に幕府財政が悪化するにつけ
その頻度は必然的に低下していきました

特に近在の農村にも臨時の課税として
人馬徴発が課されそれも社参の時期は
農繁期に重なることが多かったことから
大きな負担になっていたようです

そのような負担が大きかった日光社参に対し
老中田沼意次は財政面から反対意見であったが
結局将軍家治らの強い要望から意次は折れて
日光社参は実施されることとなりました

この日光社参がのちの展開に影響する
っていう展開になって行くのかも。。。。

次回、瀬川の客として盲目の大富豪烏山検校が現れる
第8回「逆襲の『金々先生』」

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

画像の引用 PixabayからのArvidOlsonによる画像

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