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不満が無くなるから満足するわけではない

おはようございます
今週もはやっの金曜日の朝です

昨日は午前中は所用で出かけたあとに
午後からは官公庁を1件廻り
クライアントアント先を2件訪問打合せ
移動距離が長かったのでちょっ疲れた(笑)

さて今回はひさしにたまに触れる心理学の話題

アメリカの臨床心理学者である
フレデリック・ハーズバーグは
仕事の満足および不満足を
引き起こす要因について研究し
ある理論を確立させました

「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」

人が仕事に不満を感じる時は、その人の
関心は自分たちの作業環境に向いていること
これを『衛生要因』といいます

対して、仕事に満足を感じる時はその人の
関心は仕事そのものに関連している
これを『動機づけ要因』といいます

『衛生要因』とは職場環境に関係が
あると言われていて、例えば
・会社の方針と管理
・仕事上の対人関係
・給与や待遇など 

この理論によるとこれらの項目が不足で
人は仕事に不満を感じるがそれぞれが
満たされたからといって仕事に
対する満足感につながらず
満たされてもまた要求が出てくる

不満の要因である「衛生要因」は
いくら取り除いても
満たされないんだそうです

それに対して『動機づけ要因』は
仕事の内容に関連して代表的な項目は
・ 達成感
・ 承認
などの項目でこう言った項目で
満たされると人はその仕事に満足する

特徴的なことは仮に欠けていても
仕事に不満を感じるわけではない
満足の反対は不満足ではなく
満足していないということ

同じように、不満の反対は、
不満ではないということなんです

不満と満足は対の関係ではないので
だから不満を取り除いても
不満が無くなるだけであって
満足するわけではないということ

人に満足を与えるには
別に満足の方向にアプローチする
という必要があるということなんですね

経営学や心理学では古典的な理論ですが
改めて見てみると奥が深い

不満がなくなるから満足する訳でなく
単に不満がなくなるだけ、考えてみれば
案外と思い当たりそうな気もします

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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