カノッサの屈辱、が起きた日
おはようございます
早いですね週の二日目の火曜日の朝です
寒い日が続いていますが体調管理大丈夫ですか
昨日はほぼ一日事務所で作業と電話対応
午後は一部某官公庁にて諸調査など
さて、またかなりマニアックな話ですが
いまから945年前の1077年1月25日は
キリスト教会における司教や修道院長などの
聖職者を任命する権限である聖職叙任権を巡る
ローマ教皇とローマ王の対立からおきた
「カノッサの屈辱」と言われる事件が
起きた日とされています
世界史の教科書には出ていた出来事だったかな
私の高校時代は日本史か世界史の選択で
世界史は選択していないからやってないですが
結局はローマ王ハインリヒ4世が
ローマ教皇グレゴリウス7世に対し
1月25日から3日間に及んで雪が降る中の
カノッサ城門で裸足のまま断食と祈りを続けながら
教皇から赦しを願った時いうことから
「カノッサの屈辱」と言われるそうです
ま、この事件をもっと詳しく理解するにはもっと
当時の宗教的な背景を把握しないとダメですね
まぁこれは本来国家の君主であるはずのローマ王が
厳しい環境の中で耐えながら頭を下げるという
かなりの屈辱を感じながらも
3日間も耐えて許しを得たという話
まあ、社会生活の中では何でこんな人に
というような相手に対しても我慢しなければ
ならないという屈辱ってあるものです
まぁ、幸いにも私はかなり割り切りと
環境を受け入れるキャパは広いので(笑)
他人に対して屈辱を感じることは
幸いにも殆どありませんけど(笑)
しかし日本社会もかつての年功序列が
より実力社会となっていることから
かつての後輩や部下が自分より上にいるとか
立場が逆転すること何かも珍しくありません
また自分の方が苦労して努力してるのに
側からみると何にもしてない相手がいつも
いいとこ取りしていように見えることもある
そんな風に生きていれば何かと屈辱を
感じることもあるたくさんあるでしょう
しかし結局は現実は受け入れるしかなくて
事実を否定したり目を背けていても
何にも進歩はないんですよね
ローマ王ハインリヒ4世はその後体制を
立て直して権力闘争には勝利する
ということになるそうですが
何事も戦略的に行動し耐えるべきときには
耐えた者だけが勝利していく
そういう歴史の教訓なのかなぁと思います
ただしこの「カノッサの屈辱」というワードは
フジテレビの深夜にやっていた番組名として
の方が実はよく覚えてますね
この歴史になぞらえて、色々な業界対立を
パロディ風に描いたかなり面白い番組でした
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!