弘法大師だって筆を誤ることくらいある
おはようございます
とりあえず普通の火曜日の朝です
昨日はちょっと準備してから
午前中はクライアント先へ一件訪問
所用を済ませ事務所へもどり作業
途中来客一件対応してから夕方には
所用を済ませてから夜事務所へ戻り
事務所にて書類作成などなど
さて今から1214年前の804年5月10日は
最澄と空海が遣唐使として
当時の唐の国に入った日だそうです
この手の話題を聞くにつけ
そんな昔のことがきちんと分かるように
後世にきちんと残されていることに驚く(笑)
空海と言えばご存知の通り弘法大師と言われ
弘法大師と聞けば頭に浮かぶ有名なことわざ
「弘法も筆の誤り」
御説明するまでもありませんが
「どんな達人でも失敗するもの」
という意味で使われている言葉
失敗は誰にでもありそれは
弘法大師ほどの達人でも例外ではない
重要なことは失敗しないことでなく
そのことをただ失敗で終わらせるのか
次に生かすための教訓とするのか
で天と地ほどの差が生まれるということ
このことわざの由来となった
弘法大師が字を書き損じた話は
「今昔物語」に収められています
京都の大内裏にある応天門という門
弘法は勅命によりこの門に掲げる額を
書くことになりましたが書き終えて
額を掲げてみると「応」の字に
点を打つのを忘れていたことに気づく
すでに門の高い位置に打ち付けられていて
いまさら下ろすわけにもいかない
周りの人はどうしたものかと困り果てる中
弘法大師はどうしたかというと
書き損じた文字の点の位置をめがけて
筆を投げつけて見事に点を打った
この逸話から、弘法も筆の誤りという
ことわざが生まれたと言われています
似たような言葉も多くあります
河童の川流れ
サルも木から落ちる
上手の手から水が漏る
天狗の飛び損ない
釈迦も経の読み違い
智者の一矢
何か失敗をしたとしたらそれは
自分への「教訓」としましょう
そして次に生かせるように
しっかりと分析・改善することが
成長につながっていくもの
空海は1000年以上も私達に
そのことを伝え続けていると考えると
ある意味マジ、スゲェって感じです
さて、今日はどんな失敗を次に生かそうか?
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!
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