役をこなさないと、次の役は来ない 40代のキャリアシフトのその後
2022年の10月末に、未経験で障害福祉事業にキャリアシフトした話のその後です。
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息ができるようになって、誰かに必要とされる仕事に巡り会えた私は、とってもラッキーだったと思う。
一方で、そもそも当時求めていたハードルが低かったとも思う。そのくらい、アラフォーワーママの転職活動は難しい。
▼アラフォーワーママの転職の難しさはこちら
会社のコマとして目の前の仕事をこなす機械としてしか働く術がなかった頃から一転して、新しい仕事を任されたり、提案できるような環境になって仕事が楽しくなった。
福祉事業の職員になったけれど、やってることは今までのキャリアの延長とも言えるバックオフィス業務と、チャレンジ業務のサイト運営でした。
自分の担当業務に必要だからと業務支援ツールを導入し、法令遵守のために最低限必要かつ、バックオフィス業務の効率化が図れると思って、経理システムを導入しました。
PRの為にプレスリリースを出し、自分が学びたい分野で他の事業所も知りたいことをイベントのテーマに据えて勉強の機会をつくったり・・・。
企業SNSも、公式LINEの運営もプレスリリースもイベント企画もやったこと無かったけど、必要だと思ったからやってみました。
そうやって、やりたい経験をお給料を貰いながらやるって恵まれてるなぁありがたいなぁと思って仕事をしています。
でも、いい事ばかりではありません。
一番は給与や待遇面のコト。
未経験で福祉事業に転職し、福祉系の専門資格がないと資格手当も出ない。ボーナスも前職の上場企業の金額はとてもじゃないけど求められない。雇用条件も福利厚生ももちろん違う。
そういうマイナス面も含めて精神安静を求めて壊れる前に転職しました。
転職に欠かせない自己分析や自己理解について
自分を理解していると、自分が苦手なことや好きでないことをうまく避けることができるようになります。
悲しいかな実際に経験しないと身につかないタイプなので自分でコントロールできるようになるのに40年もかかってしまいました。
人によるとは思いますが、ここで私の場合の特性をご紹介します。
これらの特性を頭に入れつつ、本業以外に様々な副業にもチャレンジしました。ライターの仕事が多かったけれど、企業の会議資料のデータ集計やホワイトペーパー用のテキスト要約などもやりました。
そうやって自分のやりたくないことを避けつつ、新しい経験となることを、お金を貰いながら経験してきました。
15年間しがみついた上場企業に勤めていた時よりは断然、生きやすくなりました。
役が人を育てるからこそ、任せてもらえる経験を積むしかない
やってみたい仕事があるのなら、まずは自分でやってみるしかない。でも経験が積めない。だからやたらインプットを先にしがちですが、目的や目標のない漠然としたインプットほど無駄なものはありません。
私の場合、取ってたら必要になった時に役立つかも~と取った建築系の資格・・・、国家資格も含めてぜーんぶ無駄になりました。
そんな回り道ができるのは若いうちだけ!アラフォーにはそんな時間はありません。
今のままではなんか不安・・・。でも何をしたらいいのかも分からない。そんな方は、まず”今”できることから広げていくことをオススメします。
そういう意味ではライターを副業で始めるのがオススメです。
自分の経験から書ける仕事をクラウドワークスなどで探して、とにもかくにもやってみましょう!
文章を書いたことがなくても、会社で議事録を取ったり、連絡や確認事項をメールで送信したりしていませんか?
相手に伝わるように文章を書いている人はすぐにでもライターになれると思います。
初心者向けのライターコミュニティも沢山ありますので、まずは入ってみて経験者に話を聞くというのもアリかと思います。とりあえず無料で聞ける情報源をご紹介します!
初心者向けライターコミュニティ
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