西予市野村シルク博物館に行ってきた!④
ジャパニーズ魂・それは効率化
私「こ…これは!?」
密田さん「これは足踏み糸繰り器といって、下の七輪で真ん中の鍋のお湯を温め、そこに繭を入れて糸を繰り出す足踏み装置なんです。」
※糸繰り:繭から糸を取り出し、より合わせて太い糸にすること。
私「そ…それってつまりこういうことですか…?(ゴクリ)」
密田さん「そうですそうです。これで一気に効率が上がりました」
私&P嬢(共に効率厨)「ギャフン!😍💨
この器械の登場によって、一定の時間内に一人で繰り出せる糸の量が格段に上がっとるではないですか〜〜💕」
私&P嬢「しゅ、しゅごい…」
私「この技術の延長線上で作られた、最新の製品がこれってことですか…」
私「な、、なんかこの質にたどり着くまでの試行錯誤と努力の量、ハンパないね…😊💦」
P嬢「……。(パシャパシャ)」(もはや言葉にならず無言で写真を撮る)
生き物が作る繭を、一定の太さのとても長い糸に変える技術。
そのあまりの深淵さに二人とも黙ってしまうのであった…。