アメリカ入国時の尋問
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2021年を迎え、早くも10日が経ちました。当初立てた今年の目標も意識的にリマインドしないと、1週間の行動目標に対して、既に達成が危うくなってきている感じです。新年の抱負を掲げても、「8%の人しか継続しない」「1月19日頃には既に諦める」という記事も散見します。私もそうならないように、どんなに忙しくても、週1度の振り返りの時間は確保したいと思います。
本日投稿したかった内容は、アメリカ入国時のこと。2021年1月現在、ヨーロッパから直接アメリカに入国することは禁止されており、アメリカに入国するには渡航禁止リストに載っていない国で14日間以上滞在しなければならないというルールがあります。
コロナ禍で渡航する人は限定的だと思いますが、私はそんな中でも、渡航せざるを得ない状況もあり、今週アメリカに到着しました。
コロナ以前の入国手続きは、電子ゲートを通過した後、オフィサーから簡単な質問を受けるだけで、比較的スムーズに入国。(空港にもよるのかもしれません)
前回の入国時から電子ゲートを通らず、入国審査官がいるブースの前で並び、順番が来るのを待つことに。手前のブースよりも、空いていた奥の方まで進み、自分の番を待っていました。
前の人のやり取りに耳を傾けていると、女性の審査官の威圧的な声が聞こえ、審査を受ける側は質問にテキパキ答えられていないようで、最終的には別室に連れていかれた様子でした。
なんだか嫌な予感がしたので、隣のレーンに並びなおそうとすると、別の審査官が「彼女は直ぐに戻ってくるから並び直さなくてもいいよ」と言われ、その親切心はありがた迷惑だなぁ。。と思っていた矢先、機嫌の悪そうな審査官が戻ってきました。
「はい、次!」と声がかかったので、仕方なくブースに行くと、パスポートを渡す前から大きなため息。機嫌悪いオーラ満載でした。
それ以降、高圧的な態度で質問、皮肉っぽいレスポンス、詰問の連続。内心、「好きでこの国にきているんじゃないし、ビザの発行も止めているのもそっちだろ」と反論したい感情を抑え、冷静に淡々と回答し、最終的には、仕方なさそうに入国を認めてくれ、別室送りは避けられました。
不法入国者を取り締まるために、あえて高圧的な態度取っている、と正当化することもできるかもしれませんが、彼女の場合は、機嫌の悪さが全面に出ていて、全くリスペクトなし。かつてイギリスの入国審査も厳しと感じることもありましたが、詰問をされていても見下す感じではなく、リスペクトはありました。
まだアメリカ事情については、あまり詳しくありませんが、もしかするとヨーロッパの方が「Fair」(公平)さが保たれているのかな、と考えさせらる出来事でした。
入国時の審査官が持つ権力をあえて振りかざしているように感じ、煮え切らない部分もありますが、経験として受け止め、文化的な背景も理解していきたいと思います。
年明け早々から色々試されている感じですが、前進あるのみ 笑