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イライラしない自分になる方法|「関心の輪」から抜け出して楽になった話
「なんでこんなことでイライラしてしまうんだろう…」
そんなふうに思ったことはありませんか?
仕事や育児、日常のささいな出来事でストレスを感じることは誰にでもあるもの。特に、他人の言動や予期せぬトラブルなど、自分ではどうしようもないことに振り回されると、余計に疲れますよね。
私もそうでした。でもある考え方を知ってから、「これはどうにもならないこと」と割り切れるようになり、気持ちがぐっと楽になりました。
関心の輪と影響の輪とは?
この考え方を知ることで、日々のストレスがぐっと減りました。
これは、スティーブン・R・コヴィーの名著『7つの習慣』で紹介されている考え方です。
関心の輪: 自分が気になること、関心を持っていること全般(他人の言動、社会の出来事、天気など)
影響の輪: 自分が直接コントロールできること(自分の行動、考え方、選択など)
私は本を読んだのではなく、YouTubeの解説動画や、師匠であるギバー學さんのStand.fmで7つの習慣について知りました。
※参考にしたYouTubeの動画が非公開になっていました……涙
YouTubeで調べると解説動画がたくさん出てくるのでよかったら調べてみてください。
多くの人は関心の輪にとらわれがちですが、そこにエネルギーを使っても状況は変わりません。逆に影響の輪に集中すると、ストレスを減らし、前向きに行動できるようになります。
「関心の輪」にとらわれていた過去
以前の私は、関心の輪にばかりエネルギーを使っていたと、この考え方を知ったときに気づきました。例として2つ挙げます。
他人の言動にイライラする
「どうしてあの人はこんなことを言うの?」と誰かの考えや行動に心を乱されていました。夫や息子に対して「どうして〇〇なんだろう…」と思うことがよくありました。電車の遅延にストレスを感じる
電車が遅延することで、その先の予定に支障が出ることがとても嫌でイライラしていました。
でも、「関心の輪」と「影響の輪」という考え方を知ってから、視点が大きく変わりました。
考え方を変えたら心が軽くなった
「関心の輪」と「影響の輪」という考え方を意識することで、視点が大きく変わりました。
1. 他人の言動に対する視点を変える
以前なら、「なんであの人はこうなの?」と他人の言動にモヤモヤしていました。でも、他人の考えは変えることができない。そこで、私は相手の考え方をなんとかして変えよう!とすることをやめて、「こういう考えの人なんだな」と受け止めたり、距離を取ったりするだけで、無駄にイライラすることをやめました。そうするとイライラしなくなってきたように感じます。
家族に対しては、まだまだ難しいところもあります。が、息子がイヤイヤしていたとしても、私がそのイヤイヤを全て解消してあげることは難しいし、それに対してイライラしてしまってもどうしようもないと気づきました。
夫に対しても、夫自身にしか解決できないことに対してイライラしていたことを(できるだけ)やめるようにしています。
2. 予期せぬトラブルも活用する
遅延がよく発生する路線を使っているため、遅延していると「またか…」とイライラしていました。ここでイライラしていても何も変わらないし、イライラしたところで電車が来るわけでもない。
そこで、考え方を変えるようにしました。そのときの最善を尽くそうと思うようにし、さっと振替輸送を利用したり、移動時間がかかるならstand.fmを聞いたりと時間を有意義に使うように意識しています。
そして何よりも遅延が理由で遅刻しても怒られることはない、と改めて気づいたこともありました。遅れることにものすごく罪悪感と「なんでそういうことを考えて行動しないんだ!」と怒られるかもしれないと思い込んでいました。
自分にできることだけに集中しよう
「関心の輪」ではなく「影響の輪」に意識を向けると、日々のストレスが減りました。
特に、仕事や育児で忙しい人ほど、「自分にできることだけに集中する」だけで気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
私自身、この考え方を知ってから、日々の余裕がぐっと増えました。
私のおすすめアクション
☑イライラしたときに自分を俯瞰してみる
「今の私は何にイライラしている?」と客観的に見る意識をするだけで、冷静になれます。
☑「関心の輪」なのか「影響の輪」なのかを考える
本当に影響の輪の中に入るものなのか、自分自身でどうにかなる問題なのか考えてみるのも、冷静になれるのでオススメです。
「なんだかいつもイライラするな…」「誰かの〇〇に対してモヤモヤする…」と感じる人は、ぜひ試してみてください。
一緒に、目の前の「自分が変えられること」に意識を向けることから始めてみませんか?