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きびす返さず 咲子の場合 第4話

浮気が発覚した時、間男たちからの対応だったので、咲子はバレたとは思っていなかった、、、ただ、浮気相手が尽く消えてゆく、、、音信不通になった

あれ⁉️どしたの⁉️なんで居らんくなるの⁉️バレたのか⁉️、、、とは思ったが

確信を持てずにいた咲子

不安と焦りの中で空虚な時間が流れていった

そして光太郎が咲子に切り出す

光太郎「咲子、ちょっと良いかい❓」

咲子「な、なに❓」

光太郎「アイツら連絡、取れねぇだろ❓」

咲子「何❓、連絡❓、誰❓」

光太郎「まぁ、沢山いるから誰ってのもなぁ、、、アハハハーーーッ」

咲子「何よ‼️何を知ってんのよ‼️」

光太郎「もうバレてんだよ、、、気付いてんだろう❓浮気がバレたって、、、」

咲子「えっ、、、あっ、、、
ギャーーーッ‼️な、何言ってんのよ‼️、わたし、浮気なんかし、してないもん、、、してないからね」

光太郎「もう悪足掻きはやめなよ、
ヤツら全部吐いてるし、証拠もあがってるんだよ、、、」

咲子「イャーーーーッ、してないしてない、そんなこと、してなーーーい」

光太郎「アハハ、懲りないヤツだなぁ、いい加減にしてくれよ、、、あー、
明日、その話し合いがあるからさ、、
ここへ来て、、、」

弁護士事務所の住所のメモを渡す

咲子「、、、」

光太郎「逃げんじゃねーぞ‼️」

咲子「ちょっと待ってよ、、、ど、どうなるの、、、わたし、、、」

光太郎「それはここに来れば分かるから、、、」

咲子「そんなぁ〜💦」


咲子への制裁

離婚、慰謝料、財産分与放棄、親権放棄のフルセットである
それに養育費を取らない代わりに子供達との一切の接触を禁ずるものだった

弁護士事務所で咲子の両親、光太郎の両親も呼んでの説明と話し合い

弁護士が全員を前にして説明した。

義父「光太郎くん、今回は本当にスマンかった🙇、、、」と土下座して、

義父「何とかもう一度だけチャンスを与えてやってはくれんだろうか❓」

光太郎「無理です、、、再構築なんて考えていませんよ、、、もう無理ですよ
6人ですよ、6人」

義母「それでも、家族を思ってるから、気持ちは不倫相手の方には行って無かったみたいよ、、、
だからお願い、、、なんとか再構築を
考えてくださらない❓」

光太郎「気持ちも行ってもらった方が潔くて良かったと思いますよ、、、
第一、家族を思ってたら不倫なんて出来ないですよ、そんな説得力の無い詭弁初めて聞きましたよ、、、離婚一択です。」

光太郎の離婚という決意は揺るがない

光太郎母「浮気相手の多さにも驚いたけど、浮気しに行ってる時、子供達の事は放置だったんでしょ❓、、、光太郎が食事やお風呂の準備をしてて、、、これって育児放棄、ネグレクトよねぇ⁉️」

光太郎は外食や出前などの記録もとってあり、ネグレクトな証拠も充分だった

光太郎父「君がこんな女性だったとは、思わなかったよ、チャットレディで6人と浮気、、、夫や子供達も居ながら、、、その神経が分からん💢」


そして、結局は示談条件が全て通ることとなり、
離婚、慰謝料、財産分与放棄、親権放棄

咲子はすべてを失った、、、

挙げ句の果て

義父「咲子、、、もう一人で生きて行きなさい、、、家には帰って来ないでくれ、、、絶縁だっ‼️」

義母「、、、」

親とも絶縁された咲子、、、

咲子「わたし、どうやって生きて行けば良いのぉ〜❓💦💦💦」

義父「ふむ、大丈夫だ、、、
簡単では無いが、単純な事だよ、、、」

咲子「えっ、なにぃ❓助けてくれるのぉ❓」

義父「働けーーーッ‼️」

親の信用で借金をして慰謝料を払い

直ぐに仕事を探して朝から晩まで働いた

絶縁なのだからまたチャトレをやったら稼げるんだろうが、、、

咲子は浮気をしながらも、光太郎に惚れていた、優しい光太郎は許してくれると思っていた、、、

なので、離婚後の再構築を考えていたから、チャトレは出来なかったのである

なけなしの金でネカフェに泊まりながら職を探し、安アパートを確保して生活を始めた咲子、、、

果たして光太郎は咲子の再構築希望アプローチに応えてくれるのだろうか❓

咲子はまず浮気してないしてないと否定する体で話していたから、碌に謝罪もしていなかったから、まずは直接会って謝罪をしようと思っていた

しかし、電話しても出てもらえないし、メールも一方通行で返信無し、、、

悶々とした日々を過ごす咲子だった

なんとかして、あの人に会いたい、
謝罪をしたい、再構築をお願いしたい

6人と同時進行で浮気していた咲子、
一般的にはあり得ない欲求なのかもしれないが、、、それが咲子の切実な思いなのである


その頃、光太郎は、、、




・・・つづく・・・

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