組織を動かす行動 その3
その3: 「新しい発想で取り組む」です。
管理職やリーダー格の人に求められる、組織を動かす行動(その3)です。
プログラミングを学ぶと、「効率化への気付き」があると以前書きましたが、これはまさにその話です。
効率化については結構何回かに渡って書いたので、そのまとめみたいな感じだけにします。
①前例や慣習を疑う
②効率的な仕組みの整備を考える
③生産性改善に積極的に取り組む
①は前にも書きましたが、会社のルールや決まりは、外部環境が変化したら必要に応じて変更または破棄することが必要です。これを怠って、”いえいえ会社のルールですから・・・”というのは怠慢であって、求められる姿勢ではないということ。
法律とかもそうですよね・・時代とともに必要な変更をしないでいると
”今時・・?”
みたいなことになってしまいます。
②も当然のように聞こえますが実際には意識しないとなかなかやろうとしません。
横連携の話をその2で書きましたが、メンバーは横連携をしたくてもなかなかできませんので、「きっかけ」を作ってあげるという意味が強いです。
”そういう問題ならXX部門と連携した方がいいから、XX部門の○○さんを紹介するので一緒に行こう” みたいな最初の段取りを作るだけで効率はかなり上がるし、成功確率も上がります。
③は何度も書いてますが、
・IT化などで自動化できることはどんどんやる
・無駄な仕事やプロセスは破棄する(仕事の5Sの基本中の基本)
・人を育てて(その4で書きます)外部にリリースする
などのことです。
「新しい発想」って言うと難しく考えがちですが、まずは今までやってきたことを否定してみるだけでも結構変わるきっかけが作れます。
・それって本当に必要?
・そんなの止めちゃっても問題ないのでは?
・なんでこんなルールやプロセスになっているんだっけ?
こんな感じです。
(次回はその4)