あなたの会社の利益率は何%?
昨日も書きましたが、
利益率=利益÷売り上げ
=(売り上げー原価ー販売費および一般管理費)÷売り上げ
であり、業界によって利益率の相場は違いますが、一般的には10%以上だと優良企業と言われたりします。
利益率は上記のような数式なので、現場の労働生産性がそのまま反映されます。つまり、
できるだけ少ない労働力(人、金、時間)で、できるだけ多くの売り上げを上げる、ということが利益率向上につながります。
サラリーマンにこんな質問をします、
「あなたがお勤めになっている会社の利益率は何%ですか?」
そうすると、
「えっと、売り上げはXXXX円で、利益が確か○○○○円だったから、・・・あれっ違ったかな?」
あたりが相場の回答で、全くわかりませんという回答も結構あります。
企業経営者は勿論利益率を上げたいと思っているので、方針説明とかでは利益率○○%達成とか言っているケースが多いと思いますが、実際に現場で働いている社員は現状値すら知らない、つまり興味がないのです。
興味がないということは改善意欲も沸きません。
利益率向上=労働生産性向上=働き方改革、と言っても過言ではありません。
だったら、興味がないという状態を放置している場合ではなく、労働生産性向上に向けて改善していかなくては働き方は変わりませんよね。
会社に行くことが仕事ではありません。
少ない投資で多くの成果を上げることが仕事です。
そのためには、リモートワークとかいろんな手段が考えられますが、手段に行く前に、まずはどんな意識をもったらいいかということを考えていきたいと思います。
はじめの一歩は、興味を持つこと。
自社の利益率はIR情報が公開されている会社では、ホームページに記載されているはずですよ。
(次回に続く)
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