プログラマーに求められる素養
前回まで5Sをテーマにして、プログラミングとの関連を書いてみたのですが、実際に整理整頓できていないプログラムを何度も見てきて、「何とかしなくちゃ」という問題解決を実施したことが何度もありましたが、実際には程度にもよりますが、ほとんどの場合どうにもなりません。
一度ぐちゃぐちゃなプログラムを作ってしまうと、どうやって整理していいのか皆目見当が付かない。
ましてや作った人がもういないなんて状況で、ドキュメントもない、こうなるとお手上げなので、後は捨てるという手段しかなくなります。
捨てれる状況なら捨てればいいのですが、既に稼働しているプログラムだったり、開発中でもう納期的に間に合わなかったりすると、捨てることすらできません。
ということでこうならないために5Sの話を書いてみました。
これって今まで5Sとプログラミングを対比したことなんて無かったので、このブログを書いていて、ふっと気付いて書いたものです。
前回、まとめて表にしましたが、結果プログラマーに求められる素養として、
①整理整頓が好き
②抽象化による一般化が得意
③品質に対して臆病(なんかいつも気にしている)
④人とのコミュニケーションが苦にならない
⑤問題解決のために探求することに興味がある
などが求められます。
②は効率化の話を以前からしてますが、一般化による効率改善は必須です。
④は協調性の話でこれもずっと書いてます。
①が今回5Sと対比して書いたように、とにかく理路整然としている状態が好ましいと思っている人という意味です。
小学校からプログラミング教育を実施していると、こういう素養を持った人がどんどん増えていくので、非常に頼もしく思います。
(次回は③の品質の話)
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