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畠の家 計画

関東平野にある畠の中に建つ住宅の計画です。

平面的に大きな広がりがあり、少し離れた距離に山並みを望む場所にあります。敷地周辺や敷地内からの見通しも良い反面、家としての拠り所については、町中での計画に比べて強くつくる必要があると感じました。

空き地の家では、密集した都心の中に空き地をつくるという方向性でしたが、畠の家では、広い畠の中に空き地をつくるというような、反対方向からのアプローチで考え始めました。

そのため、大きな平面の中で地面を盛り上げて丸い形の月見台をつくり、ここに屋根を少し被せた形を家の骨格にして組み立てています。
見通しの良い場所であることからも、遠景からの家らしさを成立させるため、視点ごとのシルエットについても留意しています。

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また、空き地の家や、工事中の葉山の家から得た、材料についての課題の解決のために、一般的な木造建築物で採用されているプレカットや流通材料とは別の方法での建築方法を模索しながら進めています。

来年の3月の完成を目指して設計しています。

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