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【教材】チョコレートコーティングマジック

STEAM ENGLISH LAB.教材について

STEAM ENGLISH LAB.では、学校や塾などの授業ですぐに使える「STEAMx英語」のワークシート付の指導案を販売しています。

ここでは「チョコレートコーティングマジック」のシリーズをご紹介しています。

【特徴】
■ 英語と理科からのアプローチが可能
■ 実験を通して英語に触れる(Task-Based Learning)
■ 丁寧な指導案とワークシートのセット
■ 45-60分の授業1回分
■ 自宅学習の課題案も多数
■ 英語力に応じた4レベルの教材
■ 小学生から大人まで楽しめる

STEAM ENGLISH LAB.の教材の特徴について、更に詳しく知りたい方はこちらをお読みください。


45-60分で実施できる1コマ分の授業の指導案とワークシートが全て揃っています。同じ内容について、超初級、初級、中級の3レベルの教材を用意しています。教材のレベル感は以下をお読みください。

各レベルの最後に教材ダウンロードページへのリンクがあります。


題材について - チョコレートコーティングマジック

今回の題材は粒状の糖衣チョコレート菓子です。

チョコやキャンディの周りをカラフルにシュガーコーティングされているもので、身近に手に入りそうなものをお使いください。例としては、M&M'S、マーブルチョコレート、Skittlesなどです。

メインとなる実験で学ぶコンセプトは「濃度」と「密度」です。

シュガーコーティングされた菓子を水に浸すと、コーティングに含まれる砂糖と着色料が溶け出します。すると、水に溶けた砂糖と着色料は、お菓子の粒を中心として同心円状に広がります。砂糖の濃度の高い方から低い方へと広がってくのです。

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しかし、不思議なことに、隣り合った色同士がすぐに混ざることはありません。これは、色の違いはあれど、砂糖の濃度がほぼ同じだからです。

一方、シュガーコーティングされた菓子を牛乳に浸すとどうなるでしょうか。実は上の写真のような色の変化は確認できません。その理由は密度にあります。ヒントはこちらの写真です。

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カラフルでとても楽しい実験なのですが、背景にある理科の理論を押さえておくことも大事です。そして、視点を変えれば、この簡単な実験一つで学べることはたくさんあります。この実験、もし着色料が含まれていなければ、砂糖が溶けだす動きは観察できませんでしたよね。「見えないものを検証するためには、どうしたら見えるようにできるか考えよう」そんな学びにも繋がるかもしれません。

今回の題材は、実験に加えて調査にも比重を置いています。

どうやって調べるのか、調べたことをどうやってまとめるのか、そして、どうやって発表するのか。様々な活動をご用意しています。

レベルは英語力で分けたもので、必ずしも年齢を意識していません。子どもは学習が定着し始めた小学校中学年程度から、大人の学習者に対しても十分お使いいただけます。

各レベルにつき3-4個の教材をご用意しています(順次公開)。


初級(A1)

初級の教材は、基本的な文の構造や文法を理解し、簡単な文を作ることができる学習者を想定しています。中学時代の文法事項が曖昧な大人の学習者もにもおすすめのレベルです。

初級のワークシート(実験レポート)は、始めは穴埋め式や選択式ですが、後半に進むにつれて自分で書く自由記述の項目が増えてきます。文を言うだけでなく書いてみる、その場に合った表現を少しずつ意識し始めるのがポイントです。

英語面は、超初級では積極的に扱わなかった過去形や、より分かりやすく説明するための順序を表す接続表現などが登場します。

Lesson 1



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