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世界最大の幼児教育会議@WashingtonDC

11月の中旬に、National Association for the Education of Young Childrenが主催するEarly Education会議がワシントンDCで開催されました。会期は4日間。主催者発表によると、アメリカの幼児教育のプロフェッショナルを中心に60ヶ国、10,000人に迫る参加者が来場したとのこと。Early Educationの会議としては世界最大のこの会議の全日程に出席してきたのでレポートしようと思います。

NAEYCってなんだろう?

National Association for the Education of Young Children (NAEYC)は、実践・政策・研究を通して質の高い教育を普及させることを目的に、幼児教育教師・教員助手・ディレクター・トレーナー・大学教師・子供たち・政策立案者・主唱者を代表する組織として、1926年にワシントンDCで設立されたアメリカの非営利団体です。子供たち(具体的には生まれて間もない赤ちゃんから8歳まで)の教育開発の質の向上に重点を置き、幼い子供たちの幸福を追求する活動に重点的に取り組んでいます。

どんな会議なんだろう?

この会議では、ワークショップや、著名教育者による講演、エキスポなどがありSTEM/STEAM教育はじめ様々なコンテンツが提供されます。(以下のリンクは2019年会議のトピックリスト)

会場のウォルターE・ワシントン・コンベンションセンターは210,000㎡、東京ドーム約4.5個分というとても大きな施設です。会期中は、このコンベンションセンターに加えて隣接するマリオットホテルの宴会場・会議室までフル稼働させて様々なセッションが行われます。1つの時間帯に40以上、会期を通して何百もの講演・ワークショップなどが開催されるため、事前に分厚いカンファレンスプログラムを読み込んで行きたいセッションを決めて挑むのですが、1つの時間帯に参加したいセッションがいくつもあるので、それはそれは大変です。広大なconvention centerではセッションのハシゴはできて最大2つくらい。人気のセッションは入室制限で途中からは入れてくれなかったり、運よく入れたとしても立ち見で1時間30分〜3時間聞くことになります。

セッションとは別にエキスポも開催されます。数百の企業がブースを出して出展しており、様々なノベルティーやくじなどを用意して参加者を呼び込みます。この写真は開場5分後に撮ったのであまり人は写ってませんが、会期を通してとにかく人・人・人で大盛況でした。

次回のノートでは、セッションやエキスポの詳細について書きたいと思います。


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