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Scaniverse v4使用の注意

irisのnote記事でも紹介しているNiantic社の高性能iphone3DスキャナーアプリScaniverse V4がリリースされています。

irisのnoteでも比較記事などで高性能なスマホ3Dスキャンアプリとして紹介しています。

Scaniverse V4リリース記事を確認してもらえればわかると思いますが、ユーザーの3Dスキャンデータをユーザー間で自由に共有できることを目的としたサービスに明確に路線変更しています。

様変わりしたScaniverse v4 一見シンプルなingressのようです

この3Dデータは同社のNiantic Wayfarerを中心とした他のサービスingress、Pokémon GOと何かしら連動すると書いてあります。(詳細は不明)
実際にScaniverse v4を使っていただければわかりますが、ぽちぽち処理をしていくと「GPSをON」への促し、3Dデータ処理終了時の「地図上に投稿」にそれとなく誘導されます。

基本「GPSをONにしましょう」とおすすめしてきます


既存の3DデータはGPSデータが無いため「Post to Map」自体が出来ませんでした。GPSデータさえ付与していなければ不用意に公開されることはないようです。


趣味の範囲で公開目的の場合は問題ないですが、守秘義務や個人の特定が問題になる場合は「共有設定」に特にご注意ください!
記事にも「個人的に利用する公開しない使い方も前バージョン同様に利用できます。」とあります。

以下の記述です
(An important note: You can still use the Scaniverse app to scan personal things like a sushi platter. Everything stays on your phone until you share it, and nothing goes on the map without your permission. We’re also preserving mesh exports, which can be imported into a variety of 3D modeling apps.)

https://scaniverse.com/news/scaniverse-4

取り組み中の新しいゲーム開発にもそのままScaniverseの公開3Dデータが活用されそうです

”Niantic got its start developing cloud-based games for the real world; now, we’re working towards modeling the world in 3D as a canvas for everyone else.”

「Nianticは、現実世界向けのクラウドベースのゲームの開発を開始しました。現在、私たちは世界を 3D でモデル化し、他のすべての人々のキャンバスとして取り組んでいます。」

※個人的には楽しみです

https://scaniverse.com/news/scaniverse-4

Scaniverse自体の使用許諾(EULA)は現状なぜか見当たりませんが、「公開」されたものは比較的自由に使用できるデータになってしまう可能性が高いです。このあたりはGoogleのポリシーと同様かと思います。

ScaniverseはiPhoneで動作する高性能3Dスキャンアプリであることには変わりません!
トラブルにならないように注意してご活用ください!

Niantic社の利用規約は以下のリンクから確認できます。

Niantic プライバシーポリシー

Nianticサービス利用規約


written by kuboe



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