自分を守る逃げ場所

機能不全の家は「戦場」の場で
自分の感情や言葉を思い切り伝えることも出来ない。
ましてや相手と語らうこともコミュニケーションをはかる場でもなく。
上司(親)は意思決定と融通の優先権を常に携えて「良いこ」を見繕う。上司の隣にふさわしい子供を見つけるために。

逃げ道を作ると書いたが大人になっても逃げ道は必要だったりする。世間ではそれを四方に囲い逃げ道を潰す人がいるがこの少子高齢化社会に能力を見出だせずに崖まで突き落とされる人がいくつかいるだろう。

まさか自分が、なんてことは思うのだろう。 
自分のところはそんなものではないと否定すればそれは「戦場」の中だからわからないからだ。毒の浸透は思ったより濃いもので自分自身で解毒行為を続けること。
上から垂れ流して落ちてく毒を自分で拭わないといけない。

もっともしてはならない解毒行為は次の世代に毒を注ぎこみ、足元の毒を拭いてもらう行為だ。
簡単に言ってしまえば自分の受けた毒を片付けることなく目を塞いで自分自身の感情と受けた傷を他人に拭いてもらうことだ。
上から降ってくる毒は拭えても自分から染みだした毒は自分で解毒するしかない。

解毒とはって話になるけど
要は「昔できなかった自分にとって楽しいことを一緒にする」ということ

その内容までは人それぞれだから何とも言えない。まあ、なんでもいいのよ。

それでもわからないなら
「輪るピングドラム」をみてほしい。

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