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令和4年 調理師免許取得までの道をまとめました!

昨年12月16日に合格発表が行われ、無事調理師免許を取得しました。
今回は取得に至るまでの流れや勉強について話そうと思います。

受験申請~出願まで

前提として、受験資格(2年)を得たものとして話を進めます。
受験申請期間が5月9日~6月3日までなので調理業務従事証明書は早めに書いてもらうようにしましょう。申請まで一ヶ月ありますが、意外と時間がないです。卒業証明書が必要になるので地元と離れている人は時間がかかりますので、なるべく早めに用意しましょう。
受験料は6400円。安くないので受けるならしっかりと準備を進めてください。

使った参考書と勉強方法

私は結構申請がギリギリになってしまったので5月末くらいですかね?
その頃にテキストと問題集を買いました。それがコチラです。

 フリマサイトで450円で買った型落ち参考書と、Amazonの中古本250円の問題集です。私はこの2冊を使いましたが、「調理師読本」が主流のようです。確かにこの参考書はザッとしか書いてない部分があり、これだけでは不安だったのでYouTubeで試験対策している動画を見ながら自分なりにノートにまとめていました。

 しかし、私は勉強が嫌いだったので参考書を買ってもパラパラ読むくらいで本格的に勉強したのは8月頃です。
参考書は読んでいましたが、全くの知らない分野だったので頭に入らなかったため問題を解きながら学んでいくスタイルにしました。

 この問題集は250円とは思えないほど問題数が多く、実戦形式の模擬テストが4回分ありました。非常にお世話になり、この問題集から実際の試験と同じ問題も出ました。結果的に私はこの問題集を4周し、なぜこの回答が間違っているのかまで説明できるくらいには仕上げました。それでも一日1時間未満しか勉強しなかったと思います。ある程度知識がついたら、ひたすら過去問を解きました。ネットに10年分くらい公開されて、解説までついているので非常に助かりました。

試験結果


調理師免許の問題は6科目から出題され、1科目でも0点or平均点より著しく低い場合は合格基準の6割(36点)を取れていても不合格となります。
実際の私の点数は39/60でした。 
科目別だと
 公衆衛生学 10/10
 食品学    4/6
 栄養学            7/9
 食品衛生学    10/15
 調理理論   5/16
 食文化概論  3/4
こう見ると調理理論の足の引っ張りがすごいですね笑。他はまんべんなく取れています。公衆衛生学は文句なしの満点でした。この分野は私が高校時代一番得意だった現代社会と似たような内容だったのが救いだったと思います。
正直調理理論は平均点より著しく低い場合に該当するのではと不安でしたが、大丈夫でした。

合格発表から免許状授与まで

合格通知書が郵送されたら調理師として登録をする必要があります。しないと免許状がもらえません。保健所で申請を出来るので合格通知書とお金と身分証明書を持っていきましょう。そしてあと一つ医師からの診断書が必要になります。これはアヘンや麻薬をやっていない証明書のために病院に行かないといけません。ちなみに保険適用外なので1万くらいかかりました。高すぎです。
免許申請代は5千円くらいかかりました。申請から1か月ぐらいで免許状を取りに来るよう電話がかかってきます。そこで取りに行って晴れて調理師となります。

まとめ

 調理師免許を取ろうと思って、実務経験2年+試験で最低でも3年はかかります。出願の時期によってはさらに1年先になるかもしれません。これから独学で取ろうと考えている人は申請時期の5月までにちょうど実務経験2年になるように働くのがいいと思います。あとこれは働く職場によりますが、保育園勤務であるとGWや年末年始分の日数が引かれることがあるので2か月くらいは余裕を持っておいた方がいいと思います。
 実際私は保育園調理の職場に11か月分申請しましたが調理業務従事証明書には10か月分と書かれていました。残りの分は現在も働いている飲食店で出してもらいました。ここはガバガバで週4になっていない週もカウントされていました。これは職場によるとしかいえないです。ただチェーン店だとしっかりカウントするイメージがあります。
 長々と書いてしまいましたが、勉強は思ったり覚えることが多かったです。少しでも見直しを怠ったら不合格だったかもしれません。特に最近の問題は教本通りに出ない傾向にあるので、食品加工についてなどプラスアルファで勉強が必要であると感じました。取れれば一生ものになると思うので取ってみたいと思った方は挑戦してみるのもいいと思います。以上調理師免許合格体験記でした!


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