インディケーターのパラメーター設定
こんにちは(^-^)Steadyです。
EAクリエーターやってます。
EAを使ったシストレは、
一般的には、
裁量トレードほどの
詳細なルール設定は出来ません。
従って、
その狙い目となる
有効手段の一つに
多くの人が利用している
インディケーターの利用
という手段があります。
インディケーターは、
裁量トレードを行う場合でも、
ほとんどのケースで、
何らかの形で
ロジックに取り入れられている
と思います。
例えば、
高値や安値を横ラインで
結んだ線を利用するだけの
スキャルピングであっても、
取引時間よりも
上位の時間足での
移動平均線の傾き方向などを
参考にされると思います。
そんなインディケーター達ですが、
インディケーターを利用する時、
どんな種類の
インディケーターにするのかは、
皆さんのロジックによって、
自ずと選択されていくでしょう。
それに比較して、
迷うのが、
パラメーターです。
少なくとも、私は迷います。
同じインディケーターであっても、
パラメーターが変わると
全く違った結果になります。
また、
EA制作の過程で、
過去の値動きデータに
合わせるように
パラメーターを調整して
バックテストをすれば、
そのロジックとしては、
過去のデータとしての
最良の利益性を
出させることも可能です。
だからといって、
実際の稼働結果となれば、
そう上手くはいきません。
マイナスになることなんて
普通にあります。
とくに、
ロジックを複雑にすればするほど、
この傾向は強くなります。
この現象を過剰最適化と
呼ぶらしいです。
過去に合わせ過ぎて
現状には見合わない
といったところでしょう。
この過剰最適化を
起こし難くするには、
まずは、
複雑過ぎるロジックを避けること。
そして、
パラメーターの数値を
工夫することです。
では、
どう工夫するのか?
私の工夫は、
多くの人が使いそうな
数値にすることです。
インディケーターには、
予め決まった基準値があります。
ただ、
基準値通りでは、
ほとんどの場合、勝てません。
(私だけ?私の作るEAの問題?)
なぜなら、
取引環境が複雑で
時間足だけでも
いくつもある中で
そのそれぞれに対応するようにと
多くの人々が
複数のインディケーターを
組み合わせた場合、
その結果として、
膨大な数の取り引き手段が
互いに干渉しあった
値動きになっているからです。
さらに根本的な話をすれば、
為替は、
トレーダーのためにあるのではなく、
国家間の金銭的交易のためにあります。
しかも、
そのやり取りは、膨大です。
機関投資家も
個人とは少し違う
取引形式を持つらしいです。
ですから、
絶対に勝てる
インディケーターの組み合わせ
なんて有るわけないんです。
勝てるロジックの多くは、
勝った利益率を
負けた利益率よりも
多くする工夫が存在しているだけです。
朝スキャや窓を狙う
ある程度の法則性を
考慮した投資でさえ、
証券会社に対策をされて、
勝ちづらくなってしまいます。
では、
どのような
パラメーターが理想的か?
私は、切り番を使います。
ただそれだけです。
ですが、
これが案外効果的なことが
良くあります。
やはり、
切り番は、
多くの人が意識しやすいのだと
思います。
その結果、
確率的に利益率が
損失率を上回りやすくなり、
過剰最適化も起こり難くなります。
あくまで、私の経験ですが。
皆様のトレードのお役に立てたなら幸いです。