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土屋カエデのエッセイ6

今日はノーパン時代のお話

当時は素肌に革パンが気持ちよかったのよね

基本ネイキッド革パンだったわけなんだけどさ

師走の寒いある日

オシッコした後ね

思いっきりチャックに挟んだのよカエデ

隠毛を

ネイキッド革パンだとね1本2本どころじゃないの

もう森よ

毛束がジッパーの金具に絡み付いたのね

人間の知能では解けない性の知恵の輪の完成よ

しょうがないからそのまま閉じるじゃない?

ファスナー全開でお外に出るわけにはいかないし

幸い革パンは黒光りしてるから

はみ出した隠毛の黒さを隠してくれたんだけれど

まあ西日暮里なんか

そこら中チン毛丸出しのおっさんばっかりだし

そもそも目立たないんだけどさ

それでおうちに帰って

眉毛用の小鋏を股間に突っ込んで

無事隠毛を切り離したってわけ

わかる?それがおまえとカエデの差

それでは聴いてください

マッチョドラゴンで『藤波辰巳』

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