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自然文様で願いにユーモアを
「この紋所が目に入らぬか!」で有名なこのマーク。みなさん、名前はご存じですか?
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徳川家の家紋。そして、「三つ葉葵」なんてかっこいい名前がついているんです。
今回は5月に行われたネイチャーウォッチングで伺った「自然文様」の興味深いお話や、自分自身の願いと向き合うワークをご紹介します。
ネイチャーウォッチングとは?はこちらから↓🌳🌳🌳
「自然文様」に願いを込めて
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今回のワークテーマは「わたしの自然文様をつくろう!」。
担当されたのは、サンクゼールの森の管理や研究をしてくださっている「森ラボチーム」のたかさんです。たかさんは地域の植生やその歴史を専門分野に研究をされています。
自然文様とは?
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自然文様というのは、植物や天体、気象現象といった自然の産物を元に作られたマークや模様のことです。
有名な例で言うと、こちらの家紋!冒頭で触れた「三つ葉葵」という徳川家の家紋です。
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その由来については諸説あります。一説には徳川家康が薬草に精通していたとのことで、鎮痛作用を始めとするさまざまな薬効がある葵を家紋に入れたのではとも言われています。
常備薬をお守り変わりにするような気持ちでしょうか。
同じく家紋というとこんなものも。
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桃ですね🍑
桃の木は古くから魔よけの力があると考えられてきました。古事記には、桃の実を投げて鬼を追い払おうとする話もあります。鬼を追い払うといえば「桃」太郎の鬼退治の昔話もありますね。
家に災いが起こらないよう、願いを込めた家紋なのですね。
他にも、子孫繁栄を願い繁殖力の強い植物を文様にするなど、植物の特徴から願いを込めて作られた家紋も多くあります。
どれも自然の姿をよく観察し、想像力を駆使して作られたものばかり。人々の願いや遊び心が込められていて、愛着がわいてきます。
あなただけの文様をつくってみよう!
自分だけの自然文様の作り方
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今回のワークではサンクゼールの森の中で見つけた植物をもとに参加者それぞれ自分だけの文様を作りました。
作り方は簡単!
①森の中で心惹かれる植物を見つけ、観察する。(見る、触る、嗅ぐなど)
②なぜその植物を魅力的に思ったのか、自分にとってその魅力は何を意味するのか、考えて書き出す。
③自分の気持ちを表すことを意識しながらその植物をモチーフにした文様を描く
もちろん、絵のうまい、下手は関係ありません!
わたしの文様 多様性の花
ちなみに、わたしはこんな文様を描きました。
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名も知らない植物。てっぺんに咲いた派手ではないけれど小さくて愛らしい花が目につきました。
観察してみると茎は枝分かれし、葉がついています。4枚の葉がついている茎、5枚の茎、こっちは6枚…あれ、同じ枚数じゃない!
枝には同じ枚数の葉が出るものと思い込んでいたのです。いろんな枚数の葉を持つ茎が1本の茎で繋がって花を咲かせている。
そのことに気づいたとき、思い出したのは私たちの働く会社「サンクゼール」。わが社は非常に多様性のある会社なのです。
きっと、時代の流れも後押しして、これからもっと多様性は高まるだろうし、そうであってほしいと思ったのでした。
豊かな森に咲く 多様な文様の花
今回、松田先生のワークを通じて自然文様を作成した参加者たち。植物の観察を通じて自分の心と向き合う時間は忙しい日々の中で貴重なものであったと思います。
ワークの後半、参加者であるサンクゼールのパートナー(従業員)の文様に込めた思いなどを聞いていると、勝手ではありますが、わたし自身が作った文様の花の枝に皆さんの文様が茂っているようなイメージがわきました。
たくさんの文様が1つの茎でつながり咲かせる花。それぞれの個性で彩りながら森の中に咲くこの会社を、皆さんと育てていけたらと思った時間でした。
サンクゼールの森についてはこちらから↓ 🌳🌳🌳