スマホとマイクで高音質中継
コミュニティ放送等では、放送エリア内の商店などからの生中継を実施する場面が多いと思います。スマートフォンを使って電話中継で対応することが多いようですが、音質がかなり改善されているとはいえ、携帯電話の音声はやはり聞き取りにくいものです。また、携帯電話では一般的なマイクを接続することができないので、ハンズフリーモードにしたスマートホンに向かって話すことで対応していることも多いようです。
SonoBusを利用すると、スマートホンにマイクを接続し、高音質で低遅延な音声伝送を双方向で実現することができます。
SonoBusとは
Sonosaurus LLCが開発・公開している音声伝送アプリで、Windowsを始め、MacOS、iOS、Android、Linux等多くのプラットフォームで動作し、無料で利用可能です。
インターネットに接続されている端末でSonoBusを起動し、あらかじめ決められているグループ名とパスワードを設定することで、同じグループ名が登録されているSonoBusの間で相互に音声伝送が可能となります。この時、バッファ(遅延)や品質を適宜設定することで、音声の途絶を防止することができますが、通常は自動的に0.1秒未満の遅延に抑えられます。
マイクを接続
スマートフォンを利用する場合、スマートフォンにマイクを接続することで、マイクを利用した中継が可能です。また、スマートフォンに接続されたイヤホンを介して、スタジオ側との会話も可能です。
ミキサーを接続
マイクの代わりにポータブルミキサーを接続することで、サテライトスタジオ形式での生中継を実施することができます。5Gなどの高速回線が利用できる場所であれば高音質・低遅延で安定した音声伝送が可能です。もちろんこのケースでも、スタジオ側からの音声(送り返し)も聞くことができます。
サポートが必要ですか?
アプリ自体は無料ですが、使い方のサポートは提供されておらず、ドキュメントも英語だけなので利用方法の解説やサポートは一切ありません。
そこで、Office Stray CatではSonoBusを利用した中継環境構築のサポートをしています。SonoBus以外の制作環境へのアドバイス等もさせていただきます。リモート対応だけであれば月額3,500円(消費税別)でご提供中です。
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