随筆『悪意の連鎖と裏稼業』

若い異性にだけ優しく、

それ以外の者に対しては不当にきつく当たるような、
そのような輩がいなくならない限り、きっと、
「美人局」(または、逆・美人局)とか、または

「若い可愛い女に金品を貢いでいたら、実はバックに男が(または、若いイケメン男に金品を貢いでいたら、バックに女が)絡んでいた」

と言うような、そのような裏稼業をしようと考える者がいなくならないのは、それもまた致し方の無い事なのではないか?

需要がある限り法を犯す者は後を絶たないと思われる。

「法・裏稼業」と言う概念は日本国内のみで通用するが、

他国ともなればこのような商売は合法であったり堂々と表稼業として商をしている者もいるかと考える。

先進国では人間の本能的な部分に由来する需要を、法や社会通念のモラルを持って押さえつける事が可能だが、そもそも人間の本能的な部分に由来する需要である以上、このような事は消滅はしないと思える。

更に、やたら優しくされた側も、図に乗ったり甘えたり我が儘になるでしょうと言う話である。

因みに自分は、若い異性にばかり優しいとかの、軟派、軽薄な事や、差別、依怙贔屓(えこひいき)は、昔から大嫌いだった。

特にそのような事に何度も拘っては荒れており、酷い時は物を壊したりしていた事も数知れずだ。

そして大人になってその心情がエスカレートして、更にはある日、以前の職場で、若い異性にだけ優しい輩こと、おかしな先輩Aから不当な侮辱、陰湿な仕打ち、不当な扱いを受けた際、数年後、Aへの復讐行為の美人局やらの裏稼業を本気でしようと考える等、大方、ジョーク抜きでヤバい事になりかけたりもした、そのような人間だ。

でも、自分にまだある程度の理性や教養があった事が辛うじて幸いして、踏みとどまる事が出来た。

私がもし、独裁者ならぬ総理大臣だったなら「異性にだけ優しい輩から不当な扱いを受ける証拠の動画や音声さえあれば、美人局ならぬ、上記のような裏稼業とかを合法化」させる所かも知れない。

皆様は如何思われるだろうか。

しかし「基本、誰にでも優しいが、好みの異性には特に優しい」ならまだ良いし、それはよく分かる。

しかし自分が個人的に気に入らない相手をやたら不当に扱うとかは御法度だと思える。

如何だろうか?

#随筆 #辛口随筆 #辛口評論

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