見出し画像

【備忘録】海の上で風車をまわし、風力発電をする「洋上風力」が今、ホット!

"日本で洋上風力の普及に向けた順風が吹き始めた。海の上で土地の制限無く風車を置ける洋上風力は、国土の限られた日本で再生可能エネルギーを大量導入する切り札として期待される。発電事業者は実証実験や地域関係者との交渉に取り組み、ゼネコンや電線メーカーなども投資に乗り出した。経済効果が15兆円とも言われる再生エネの「ラストリゾート」を巡る争奪戦が本格化する。"
----日経新聞

あけましておめでとうございます。smogaです。

再生エネルギー界隈では「洋上風力」がホット。「洋上風力」ってみなさんご存知ですか。

・「洋上風力」とは

(参考:洋上風力発電とは何か? どんな仕組みでどんなメリットがあるのか?

 風力発電は温室効果ガスを発生させない地球に優しい発電方法として、ヨーロッパを始め多くの国々が導入数を増やしている。特にイギリスがすごくてヨーロッパの再生エネルギー界隈を牽引しているのだという。

 設備容量の拡大は発電市場において2番目に大きい成長幅であり、風力発電が今後の電力市場拡大の要だという。要!
 風力発電は太陽光発電とは違い、昼夜問わず発電できるし、加えて,洋上では場所を問わず発電できる。

 まとめると、洋上風力発電のメリットは2つ。
 ・陸上に比べてより大きな風力を持続的に得られるので、安定的に大きな電力供給が可能になる点(障害物がないから)。
 ・洋上であるため、騒音や万が一の際の人的被害リスクが低い

・「洋上風力」は再生エネルギー界隈のラストリゾート

東京五輪に向けた国内の建設ラッシュが一段落した建設業界は、新たな特需として洋上風力になだれ込んでいる。これから先、太陽光や陸上風力を設置できる余地も小さくなるので、最後の楽園(ラストリゾート)とも揶揄されているという。

 世界の洋上風力の発電コストは2012年に1キロワット時あたり約24円だった。2018年には約13円まで下がった。ドイツやオランダなどでは発電事業者による入札で政府による補助金に頼らず落札するケースが増えてきている。
 一方で、日本では関連産業の育成も遅れていることから1キロワット時当たり36円での国による買い取り補助がなければ採算性が合わない。事業が成り立たない状態だそうだ。大丈夫か、日本。

ともあれ火力発電に頼らなくていい時代は、そう遠くない内にやってくるのかもしれない……



ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?