遺品整理の手を煩わせたくないから、私はミニマリストという生き方。
わたしの思考はミニマリストというより、どちらかと言えばシンプリスト寄りかも知れません。
無駄をそぎ落とすことは大好きですが、自分の心を豊かにしてくれる物までをも無理やり手放したくはない。所有物の数がいかに少ないかを他人と競いたいとも思っていないのです。
一方、物はできるだけ少ないほうが良いと思っています。とくに処分に手こずる大型家具や、処分方法がややこしい物などは、本当に必要か? よく考えて迎え入れるよう、入り口を取り締まっています。うっかり衝動買いもするし、数か月も吟味して購入した物でも、失敗したと後悔することはありますが。
わたしはガチの独り身なので(独身で頼れる親族も居ないという意味)、自分が死んだあと誰かがわたしの遺品を整理するのだと思うと、やはりできるだけ、物は少なく持ちたいし、不要な書類等こまめに整理して風通しよくしておきたいのです。
もしものときのことを一覧表にまとめておきたい気持ちがありながら、これにはなかなか、取り掛かることが出来ていません。
家族が居るとしても、やっぱり甘えたくないなあ。自分が出したゴミやガラクタの処分に、生きている人の貴重な時間をあまり使ってもらいたくはないと思っています。
元気だから、まだ片付けなくて良いではなくて、元気なうちに片付けを進める。残された遺族が、遺品整理に膨大な時間や費用をついやすことの無いように。