抗がん剤治療2クール目で大変だったこと 「倦怠感」「痒み」
抗がん剤治療の副作用2クール目で特に大変だったことのまとめ。
▼抗がん剤治療1クール目の副作用を少しでも楽に乗り越える為のコツ▼
抗がん剤治療1クール目をふり返って
1クール目の記事に書いた通り、わたしが治療を受けている病院では感染症対策として、外来での抗がん剤治療を完全休止しています。
本来1週間に一度、3週間にわたっておこなう点滴治療ですが、入院が必要なため今回の治療では3週間分の薬を一度に点滴する方法で2クールおこないました。
1クール目は点滴治療の翌日に退院し、食欲が落ちたり倦怠感で生活面がおろそかになりながらも、1週間後からは徐々に副作用が抜けて楽になりました。
抗がん剤治療2クール目は「倦怠感」に泣かされ入院療養
4週目の休薬週(希望者のみ)を挟んで2クールも同じ治療を受けました。翌朝の退院当日から倦怠感が強く、退院してからは殆ど飲まず食わずで寝てばかりいました。食欲の低下もありましたが、食事の準備や食後の洗い物ができない状態。様子を見ていましたが、1週間後も副作用による倦怠感が強まるばかりで診察の日に栄養の点滴を受けるも回復を感じられず、一旦荷物を取りにタクシーで帰宅して、とんぼ返りで入院しました。
毎日2本の点滴(栄養剤)と、上げ膳据え膳の食事のおかげで、1週間後には元気を取り戻しました。
抗がん剤の副作用による「痺れ・冷え」にともなう激しい痒み【手足】
現在4週目の休薬週にこの記事を書いています。
先週は、少し前から気になっていた手足・デコルテ等の痒みが悪化し塗り薬を使っていましたが効かず、飲み薬を処方してもらいましたが、これも効かず。今週、痒みのため診察日以外にも受診しました。もうひと段階強い飲み薬を処方してもらい現在様子を見ています。
効果が無ければ、最終的にはステロイドを処方されることになるそうですが、今のところ落ち着いてきています。
痒みの原因ですが、抗がん剤治療の代表的な副作用である手足の痺れ・冷えがきっかけとなっているようです。これまでは何でもなかった靴下の化学繊維に対しても刺激を感じるようになってしまいました。
抗がん剤治療の副作用を軽減させる為、治療方針の変更
次回からの治療は、3週間かけて1週間に一度ずつ点滴する方法に切り替えることになりました。1週間に一度、1泊2日の入院でおこないます。
これまでは何故か2泊3日の入院で、1日目は何もやる事が無い状態だったので、前乗りする必要があるのかどうか? を確認してみたところ、治療当日の入院で問題無いことがわかったので、1泊入院に切り替えてもらいました。
前乗りではなく、後ろを延ばしてもらえるほうが有り難いというのが正直なところ。けれども病棟では殆ど眠れないし、同室の患者さんとのコミュニケーションも時に煩わしいので、できるだけ頑張って自宅で過ごします。Wi-Fi無いし。
積極的治療の継続または中止の選択
選択肢というものは、あるようで本当は無いんじゃないかな? と、思うときがある。わたしは抗がん剤治療を辞めるという選択を自由にできるけれど、今辞めるという選択が「ナシ」であることを心と身体は知っている。脳みそでは、辞めたいやめたい! とストライキが起きているんですけれどね。