がんをデザインする・治せる病気にする!中島ナオさんのプロジェクト
※中島ナオさんは2021.04.20乳癌により、38歳で亡くなられました。
わたしが中島ナオさんの帽子を手に取ったきっかけは、わたしの記事にたびたび登場する親友からの紹介でした。わたしの気分を少しでも明るく盛り上げるサポートがしたいと考え色々調べてくれたのだと思います。
わたし自身でパンフレットからデザインを選び、親友が帽子をプレゼントしてくれました。正直に言うと、そのとき一目惚れした帽子はおしゃれ上級者向けデザインで、現在はタンスの肥やしとなっていますが(友よ、ごめん)、癌の初心者で心細かったわたしの心に花を咲かせてくれました。いつもより濃いメイクを施し派手な色のニットに身を包み、ひさしぶりにおしゃれを楽しむことのできている自分が居ました。
癌の診断が下る以前は、部屋着用のパーカーやフリースなどに、下はスウェットズボンという、近所のコンビニへ出かけるようなスタイルでタクシーに乗り込み通院するのがやっとの状態でしたから。制服のごとく、毎日毎日、この部屋着スタイルでタクシーに乗り込み診察と点滴を受けることしか出来なかった自分。
現在は、どうだろう? こうして誰かの役に立ちたいという願いや、自分を元気で楽しい気持ちにさせてくれる趣味である執筆に取り組めていながらも、どこかしら・何かしらをあきらめかけている自分も同時に存在しているようだと、ひさしぶりに中島ナオさんの姿を拝見して気づかされました。
おしゃれをすることに以前より意欲的でなく、人生プランについても時間制限との闘いのように気持ちに苛まれ、焦りを感じているかも知れません。
どちらにしろ命は有限だし、癌で死ぬのか別の理由で死ぬのか、それはわからないが神さまがお決めになったタイミングがいわゆる寿命なのだと、本当の自分は理解しているのですけれどね。病気や何か、切羽詰まった状況に立たされ初めて時間が有限であることに向き合う、それが人間なのかも。だから、ある意味チャンスとも捉えています。
わたしはやっぱりどうしてもこれをやりたくて、あれについては案外あきらめがつく。自分の本音が浮き彫りになってくるような毎日です。
そして、WEBを通じて世界へ発信することのできる状況を、本当にありがたく感謝しています。多少体調や気分が優れずとも、このデスクで相棒のPCを介してスピリチュアルセラピーをお届けすることのできる、これほどワクワクする仕組みがありましょうか!
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お話それてしいましたが、中島ナオさんは、あきらめていない女性です。彼女が発信するブログ記事を拝読して、元気をもらえる癌患者さんもおられるかも知れません。気楽に読むことのできるライトな文章です。
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そしてもう一つ、彼女の取り組みについて。
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▼中島ナオさんの取り組みが1冊の本になったようです。わたしも近々購入したいと思います。▼