扇原貴宏~降格請負人と呼ばれた男が王者の一員に~
皆さんこんにちは!Kuroです!
今回は、扇原貴宏選手について書いていきたいと思います。僕もマリノスの選手では1位、2位を争うほど好きな選手です!ではさっそくいってみましょう!
〈扇原貴宏〉
身長 185cm
年齢 29
在籍チーム 横浜F・マリノス
ポジション MF・DF
利き足 左
代表経験もある大型の中盤に加えて、高身長イケメンというまさに非の打ちどころがない選手です。また、マリノスのマスコットであるマリノスケに似ています。
〈プレースタイル〉
扇原選手の最大の特徴は、フィード力が高く、ボールを裁くことに長けているということです。高精度の縦パスをつけることもできます!また元々センターバックということもあり、ボール奪取能力も高い選手です。海外の選手で例えるなら、ロドリでしょうかね。
最近では、インナーラップをしてウィングの選手からパスを背後で受けることもしており、今でもプレーの幅を広げています!
〈横浜F・マリノスへ〉
扇原選手がマリノスに移籍してきたのは2017年。ちょうどマリノスが世代交代をしていた時期ですね。僕がすごく覚えているのが扇原選手がアウェイでのサガン鳥栖で自陣でボールを奪われ失点し、それが決勝ゴールになった試合。当時在籍していた、セレッソ大阪、名古屋グランパスがJ2に落ちたこともあって、その時のネット上には扇原は降格請負人いう文字が見られていました。確かに当時の扇原選手はイージーミスは目立っていましたが、モンバエルツ監督の若手積極起用によってプレーにも安定性が増し、徐々にスタメンに定着していきます。そこからチームの中心になりキャプテンマークをを巻くほどの選手になりました。そして、ポステコグルー体制2年目の2019年ついに歓喜の瞬間が訪れます。
〈Jリーグ制覇。初タイトル。〉
2019年12月7日横浜F・マリノス15年ぶりにJリーグを制覇しました。そして扇原選手自身も初タイトルという本人も記念すべき日だったでしょう。
その試合は累積警告で出場していませんが扇原選手無しではリーグ優勝は成し遂げることはできなかったでしょう。特に印象に残っているのはホームでの川崎フロンターレとの神奈川ダービー。敗戦の2文字が頭によぎった試合のラストプレー。マリノスの選手、扇原選手が声援をやめないサポーターの期待に応えました。劇的なヘディングシュートがゴールへ決まり貴重な勝ち点1をつかみました。僕の勝手な推測になりますがもしあの試合負けていたらリーグ優勝はできなかったと思っています。
〈降格請負人から王者の一員に〉
下部組織時代からお世話になったセレッソ大阪を去り、移籍先の名古屋グランパスでは負傷もあり、2年連続のJ2降格を経験しての横浜F・マリノスへの加入。若手主体の方針でチームの顔であった中村俊輔が移籍した中での加入もあり、風当たりは強く降格請負人と言われたりもしたが、扇原選手はブレなかった。ブレずにブレずにやり続け横浜F・マリノスのJリーグ優勝に貢献。王者の一員になった。降格請負人から王者の一員に。いくつもの挫折があったものの今では横浜F・マリノスに関わる全ての人が扇原選手を必要としている。そして、2021年王座奪還のためには扇原選手の活躍が不可欠だろう。年齢も若手ではなくなったもののプレーの幅も広げており今後も横浜F・マリノスの6番から目が離せない。