横浜F・マリノス振り返り~第2節サンフレッチェ広島戦~
今回は、昨日行われたサンフレッチェ広島との試合を振り返っていきたいと思います。マリノスはホーム開幕戦ということもあり、5000人という制限はありましたがたくさんのサポーターが駆け付けました!ちなみに僕も観に行きました。
では、さっそくいってみましょう!
〈VSサンフレッチェ広島〉
Jリーグ第2節日産スタジアムで行われたこの試合のスタメンはこんな感じとなりました。
横浜F・マリノスは開幕戦欠場のマルコス・ジュニオールが復帰。またルヴァン杯で本職ではない中盤で良いプレーを見せていた岩田がこの試合でも中盤でスタメンとなりました。
サンフレッチェ広島はサイドハーフをルヴァン杯と同じにしていました。また古巣対決となるジュニオール・サントスはスタメンで出場となりました。
〈前半〉
サンフレッチェ広島のキックオフで始まった試合はマリノスがボールを支配する展開となりますが中を固めるサンフレッチェの守備ブロックに効果的なボールを入れることができず、「持たされている」という展開が続きます。
12分、自陣ペナルティエリア内でチアゴ・マルチンスがサンフレッチェのエゼキエウに奪われ取り返そうとしたところを倒してしまいサンフレッチェにPKを与えてしまいます。このPKをジュニオール・サントスが決めて13分にサンフレッチェが先制します。
先制を許したマリノスは反撃をしたいところですがチャンスらしいチャンスを作れずにいるとジュニオール・サントスに単騎で運ばれてFKを与えてしまいます。これを一度はクリアしますがもう一度打たれたのをオビがキャッチミスをしてしまい、東に押し込まれ27分にサンフレッチェが追加点を奪います。
しかしマリノスも34分に岩田のラフなロングボールを個人技で抜け出した前田が落ち着いて決め、マリノスが1点を返します。
1点差になり、勢い付いたかと思われましたが45分+4分、サンフレッチェにFKを与えてしまいその混戦の中でハンドの疑いがあったということでVARでのチェックが行われた結果、マリノス松原のハンドがあったということでサンフレッチェに再びPKを与えてしまいます。このPKをドウグラス・ヴィエイラが決めサンフレッチェが突き放し、前半は1-3で終了します。
〈後半〉
横浜F・マリノスキックオフで始まった後半はマリノスが49分岩田に変えて渡辺を投入し、中盤の形を変えます。
この交代で流れを掴んだマリノスは54分、右から渡辺がペナルティエリア内にパスを送るとそれを受け取ったオナイウが強引に振り向いてシュートを放ち、マリノスが再び1点差へと詰め寄ります。
マリノスはここからさらに攻勢を強め、67分にハーフスペースを抜け出した渡辺がクロスを上げるとこれに前田がヘディングで合わせ同点とします。手の緩めないマリノスはマルコスと仲川を下げ、樺山と水沼を投入し逆転を狙いに行きます。
それでもサンフレッチェディフェンスを崩せないマリノスは81分に新加入のエウベルを投入します。そのエウベルがヘディングでシュートを狙うが決めることができず、試合はそのまま3-3で終了。
マリノスは勝利こそならなかったものの貴重な勝ち点1。サンフレッチェは前節同様追いつかれ悔しい勝ち点1となりました。
〈渡辺が変えた展開〉
この試合は、マリノスが2点差を追いついた試合でしたが渡辺の投入が一番の要因だったと思っています。マリノスは渡辺投入によって中盤を正三角形から逆三角形へと変更しました。
これによってより流動的になり、前半よりハーフスペースを有効活用できていたと思いました!渡辺の起用は今後のマリノスにいい影響を与えると同時に戦術の幅が広くなったと言えそうです。
〈初出場のエウベル〉
この試合で新加入のエウベルが今シーズン初出場しました。10分程度の出場でしたが惜しいヘディングや、いい運びを見せていました!印象としては、ボールの持ち方が上手く取られず、無理せずに周りを使うという感じでした。
まだ、少ししか見ていないので何とも言えませんが、あの数分で期待値は高まりました!
〈まとめ〉
以上、横浜F・マリノス振り返り~第2節サンフレッチェ広島戦~になります。
この試合は前半の失点が流れからではなくもったいない失点のみで、後半は圧倒的にマリノスが攻めていたので正直なところをいうと悔しい試合となりました。
試合終了後にジュニオール・サントスがマリノス側に挨拶に来た際、サポーターが拍手で迎え入れたシーンはとても印象的でした!
今回は最後まで読んでいただきありがとうございました!
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