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武豊、令和の日本ダービー制す
キーファーズ悲願とスタートラインを踏んだ
東京競馬11R
第89回 東京優駿日本ダービー(GI)
今年のダービーは人気が分かれた。また、コロナ禍規制の緩和により、6.5万人前後の人が来場し、本来の競馬の雰囲気が戻りつつあった。
そして、11Rが近づくにつれて皆そわそわしだし、石川さゆりさんの国家独唱、自衛隊の生ファンファーレでボルテージは最高潮に達した。
ゲートが開いた
観客が見守る中通り過ぎていく18頭は滞りなくレースを進めた。
そして4コーナーから直線
アスクビクターモアが逃げるなか、ドウデュースとイクイノックスがそれを交わし、二頭の一騎打ちとなった。
追い込むイクイノックス
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しかしドウデュースはもう一伸びし、クビ差凌ぎ切った。
右手を上げた武豊
昭和から平成、そして令和のダービーも制した武豊と、力を見せつけ三歳馬の頂点に立ったドウデュースにスタンドから歓声が湧き上がる
"やっぱり豊さんすげぇ!"
"ドウデュースすごい!"
そんな声が周りから聞こえてきた。
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場内は温かな雰囲気に包まれ、大きな拍手がいつまでも続いた。
私初めてダービーを現地観戦させていただいたのですが、まさか武豊騎手のダービー6勝を目の当たりにできるなんて思ってもいませんでした。
一生の思い出のレースです。
おめでとうございます!