【緊急事態宣言】終わったって何も変わらない
コロナの緊急事態宣言が解除された。
私たちの日常は結局何も変わらなかった。
県内感染者数は最終的に100人未満、我が市は0人。
会社が取った対応策は最後までビニールカーテンとマスクのみだった。
しかしこれがなかったら感染していたか?
答えは否だ。
だって誰もコロナウイルス保有していないのだから。
水際対策で取られた工場内防衛策。
・更衣室での3密を防ぐための作業着着用出勤
これは思いのほか楽だった。更衣室に寄らず駐車場から事務所に直行できることで10分近く朝の時間が短縮出来ているように思う。
そもそも我が社の更衣室はかなり狭く女性はほとんどが日勤の為同じ時間帯に全員がひしめきあって着替えるという事態になっていたのだ。
感染云々以前にあの状態を毎朝毎夕スルー出来るというのはかなりのストレス減となった。
最初は作業着で家を出てご近所さんに見られたら恥ずかしいなと思っていたが一度見られてしまえばなんてことない。
作業着の洗濯は福利厚生の一環としてクリーニング業者に委託している。
いつもなら週末業務終了後に着替えてそのまま出せばよかったのだが週末に更衣室に寄って洗い上がった作業着を持ち帰り週明けに更衣室にまた寄って先週着ていた作業着を出すのが少し面倒だったくらいか。
・同時刻に大勢が事務所で過ごすのを防ぐための時差出勤
これに関しては何のメリットも感じなかった。
8:00 / 8:30 / 9:00 / 9:30 / 10:00
この5段階に分かれて出社したのだが私は業務都合上普段と変わりない9時出勤だった。
つまり8時出勤の人とも10時出勤の人とも時差は1時間だけ。
8時出勤の人と10時出勤の人のみ時差が2時間生じる。
しかし私たちは事務所で昼休憩を含め定時で8.5時間過ごしているのだ。
そのうちの1~2時間がなくなったからといって一体なんだというのだろう。
半数ずつリモートワークにするというならまだしも業務時間の1~2時間差に効果があるとは思えない。
・疑わしきを入場させないための入門時検温
これも正直メリットを一切感じられなかった。
引っかかる温度が37.5度。
37.5度も熱があって自覚症状がなく平気な顔をして会社に出てこられる人間が果たしているだろうか。
私は絶対にそれだけ熱があったら計らなくても自覚できる自信があるし自覚出来たならこの状況で会社に行ったりはしない。
そもそも発症しないと37.5度の熱は出ない。
コロナは発症前でも感染することがすでに確認されている。
万が一引っかかった人がいたとしても時すでに遅しだ。
ちなみに期間中入門時検温で引っかかった人は1人もいなかった。
そうだろう、そうだろう。皆体調悪かったら最初から出社しない。
長蛇の列を作り顔を離しすぎてエラーが出て計り直し後ろの人をイライラさせたり自身が申し訳なくなったりするだけのあの検温、早くなくならないかな。
ちなみに今週から午後の検温も開始された。
ランチを食べてただでさえ少し体温が上がっているところへマスクをしてこの暑い最中熱を測るとほぼ全員が37度越え。
5月の今ですらこの状態だ。8月などは全員が37.5度を越えるのではなかろうか。
むしろ体温測定よりマスク着用を何とかするべきなのではないかと思うのだが。
・飛沫感染を防ぐための社食席間引き&時差ランチ
我が社のランチは激安だ。
福利厚生で会社負担分もあるのだがそれを差し引いてもかなり安い。
どれほど安いかというと
素うどん 100円
ラーメン 160円
カレー 160円
焼き魚定食 160円
からあげ定食 270円
一例でこんな感じである。
ここで少し察して欲しい。なぜこんな低価格が実現するのか。
ズバリは言わないが。
このランチを実質ぼっち状態の間引いた席で1人で食べる味気無さ。
手を伸ばしても届かない距離の隣で同僚も同じようにもそもそと食べている。
いつまで続くの、これ。もう感染してもいいからランチくらい皆で和気藹々と食べたい!と切に思う瞬間だ。
結局私は緊急事態宣言が出ていても出ていなくても平日は会社に行くし土曜日はスーパーに買い出しに行くし日曜日は一日中家でダラダラしているのだ。
娘は大学の前期全てオンライン授業で全く外出していない。
夫は1人親方の自営業で人と接触する機会がほとんどない。
我が家からはコロナは出ない!!
緊急事態宣言の解除にあたり遊び歩く人は自身の周りにビニールカーテンをまとわりつけて1人だけマスクをして他者に移さない配慮をして欲しいと言いたいくらい現状にうんざりしている。
緊急事態宣言が解除されたからといってマスク着用はなくならないしビニールカーテンも存続する。
あの二つがなくならない限り私にとって会社に行くのが億劫であるという事実は何も変わらない。
今後二つが永久に存続することになったら言わせてもらうかもしれない。
「会社辞めてもいいですか?」
いつも読んでくださってありがとうございます。
なんかどんどん腹が立ってきて思わぬ着地点となってしまいました(笑)