「三国恋戦記」のオタクが赤壁を見に中国へ飛んだ話③赤壁
今回こそマジでマジで赤壁です。
奇跡的に残っていた武漢駅→赤壁最寄りの赤壁北駅への切符予約時のスクショです。
30分弱か~意外に近いじゃん!
って思うじゃないですか?
最寄り駅から車で1時間走らせたところにようやく赤壁古戦場があります……
しかも赤壁北駅なんてもう田舎も田舎なので、駅にちゃんとしたタクシー乗り場がない。
駅を出て即話しかけてくる黑车(白タク)のおじさん。
「日本から来た三国志のオタクだろ?分かってんだよこっちは」とばかりにめ~~ちゃくちゃ客引きしてくる。
正直、中国語での会話が難しい&タクシー運賃の相場が分からない!って方は赤壁にはパックツアーか何かで行くことを激しくおすすめします……
VPNを入れないとGoogleすら使えないので、翻訳アプリもあてになりません。
中国の白タクはほぼ確実にぼったくられます。
代金支払うまで降ろしてくれない
トランク開けて荷物出してくれない
とかもザラです。
中国国内版のDIDI(タクシー配車サービス)を使えるなら問題ないですが……
赤壁北駅→赤壁古戦場までは正規タクシーを使ってだいたい120元ほどだったはず。参考までに!
そしていよいよ古戦場到着です。
デデン!
入口からすでにもうメチャメチャかっこいい~~~
入って早々「おそらく孔明」の恰好をした方が「おそらく東風を呼ぶ」儀式してて笑いました。
テンションバチバチに上げてくるやん……
これは季節的になのかやってなかった船のやつ(船のやつ?)
小舟にそれぞれ三国志の登場人物の名前付いてるの、LOVEい。
曹操は屋根取れてました。なんか可哀想。
あと地味にメチャメチャ感動したんですが、物置っぽいところの壁に杜牧の詩の落書きが……!
中国……エッモ……となりました(エモで済ますな)
奥に青龍偃月刀を持った「何か」が見えますね……
トランスフォーマー関公です。
何を言っているか分からないと思いますが
「解放ブランドのランスフォーマーの関公」です。「ト」が抜けているのがなんともいえない味を出していますね。
赤壁古戦場は大体の場所に怪レい曰本语の説明書きがあるので、中国語が分からなくても安心!
言わんとすることをフィーリングで感じ取りましょう。
トランスフォーマー公、マジでデカいです。かっこいいね。
その他にも
「ロイツマを流しながらぐるぐる回る謎のロボット」
もいてとんでもないカオス空間が形成されてました。
ですがちゃんと桃園の誓いの再現っぽい場所があったり
劉備と曹操の有名な故事の像があったりと
充実っぷりはすごかったです。
(玄徳さんも孟徳さんも手乗り文鳥みたいでかわいい)
孔明が赤壁の戦いのときに東風を吹かせるために祈祷したらしい「拝風台」もちゃんと再現されてました。
長坂橋の戦いのときの翼徳の像。凛々しいね。
説明もあって読むのが楽しいです。
長坂橋の戦いのときの翼徳と花ちゃんも超かわいい。あのシーン大好き。
恋戦記にも出てたシーンだとこんなものもありました。
恋戦記ファンなら見た瞬間分かりますね!
そうです。
三万本の矢を集めた船です……!!!
恋戦記界のダイソンこと公瑾と花ちゃん。
他キャラに特攻するつもりが、気付けば矢を集めていた方も多いのでは?
ちなみにこの船は一定間隔で周りから細かい水が噴射されていて、霧を再現しているようでした。ディテールにこだわっていてすごい。
写真が多くて載せきれないので、ここらへんで2回に分けたいと思います。
次回、「いよいよ本物-マジ-の赤壁を見る」お楽しみに!(?)
ROM子