「三国恋戦記」のオタクが赤壁を見に中国へ飛んだ話①山西省
こんにちは!ROM子です。
実は私、2019年の12月初旬に
「あ、赤壁見たい」
と思い立ち、中国は湖北省の咸寧市まで赴いておりまして。
というのも、私の人生食い込みコンテンツの中でもTOP3に入る乙女ゲーム
「三国恋戦記~オトメの兵法!~」
に、赤壁の戦いが出てくるんですよね。
で、私の推し(曹孟徳)はそこでボロッボロに負けるんですよ。
そんな世紀の大敗北の地、この目で拝まないわけにはいかなくない?
もちろんゲームなので、恋戦記のストーリーは正史とも演義とも違うファンタジーだってことは分かっています。
でもそのうえでどうしても、実際に赤壁の戦いがあった場所を見てみたかった。
そもそも史実で「赤壁の戦い」がなかったら、天下三分の計は成らなかったわけで。
ある意味、この戦いがあったからこそ今の三国志があって、今の三国志があるからこそ「三国恋戦記」は生まれたわけで。
生きてるうちに、ひとつの時代が生まれた場所を見ておきたいな~と思ったことがきっかけです。
で、赤壁以外にもいろいろと行ってきたので、どうせなら旅行記としてまとめておくか!と思い立って今noteを書いています。
正直、中国旅行初心者の方に「こうやって行くんだよ!」ってあれこれレクチャーする内容ではないので、私と同じように「恋戦記」から、あるいは他の理由から「行ってみたい!」という方の参考にはならないかなあ……と思います。
ざっくりした注意点くらいは書けるので、もし上記の理由でこの記事にたどり着いてしまった方がいたら、まあ読まないよりマシか~程度の気持ちでいてください。
「恋戦記」オタクによる中国旅行記その①山西省
山西省は北京からも近いし高速鉄道も通っているので、かなり行きやすい部類に入ると思います。
なにより雲長さんの故郷がある!
って言っても私は都合により故郷の運城市には行けずじまいでした……
駅の様子はこんな感じでした。
寝台列車で北京→太原を移動したので、着いたのは朝の7時ごろだったかな?
列車は3段ベッドになっていて、1番上が1番安いので私は当然最上段です…
(たしか)カーテン等はなくて、向かい側にも通路を挟んで同じ3段ベッドがあるので、近くの人のいびきがうるさいとハズレだな~って感じです。
(ちなみにこの写真のときは大ハズレでした笑)
そんなこんなで寝不足になりつつも、山西博物館を見て回ったり、平遥古城を探索したりと、かなり満喫していました。
平遥古城は昔ながらの街並みがそのまま残っているので、かなり恋戦記みを感じられて楽しかったです!
アクスタがあるとこういう遊びができるので最高!
平遥古城は夜になるとプロジェクションマッピングも行われているのでそれも見どころです。
この日の夜は風が強くてメッッチャ寒かったので早く帰りたすぎてろくな写真がありませんでした。ごめんね。
プロジェクションマッピングされていた古城は朝近くで見るとこんな感じです。
城壁が見渡す限りの左右ずっと続いていて大陸の規模の大きさを感じましたね……
ちなみに泊まったのはココ↑です。
めっちゃきれいじゃん~!建物自体は古そうだけど、当たりだ~!と思ったのもつかの間……
シャワー、水しか出なくない???????
受付スタッフに「あの……水出ん……」って言いに行ったら「今行くから」とあしらわれ30分……1時間……
これ来る気ねえな!
いろいろと察しました。
また言いに行けばよかったんですけど、正直寝不足でヘロヘロだし早く寝たい……
浴びました。
水を。
11月ってそこそこ寒いです。ましてや中国北部。
しんどかった………
中国旅行に必要なもの:
やってもらえるまで言い続けるガッツ
みなさんはどうかケチらず英語が通じる外国人向けのホテルに宿泊しましょうね!
でも外装はやっぱりすごくかわいかったので、そこがせめてもの救いです。
花ちゃんもヒィヒィ言いながら水浴びとかしてたんだろうな……気持ちちょっと理解できた……
雲花ちゃんデートを再現しひたすらニチャつくオタクにも、山西省のみなさんは優しかったです。
機会があればまた行きたいな!
~最後に~
高速鉄道の駅で
「あ!あの色味はまさか……セブンイレブン!?」
と思って向こう側までダッシュしたら(広いからめちゃくちゃ遠い)
「金虎便利」でした。
なんやそれは。金虎便利て。
(普通のコンビニでした)
地方都市の駅にはこういう愉快かつアウトなものが売られていたりするので、待ち時間に少し覗いてみると思わぬ発見があって楽しいですよ。
おすすめです。
ROM子