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“彼”とともに、生きていく。〜乙女ゲオタクのイメカクレポ②タクミくん編〜

前回からの続きです。

前回↓↓↓



さて、いよいよ私が作っていただいたカクテルなんですが……まずはオトパ参加メンのタクミくんから!

せーーーの!!!


ドン!!!!!!!!!



「廃寺タクミ」の飲む概念

ウワーーーーーーーッ!!?!??!?


まず色が!!!廃寺タクミさんすぎ!!??!?

濃い青のグラス持ち手部分(ちなみに宇宙イメージの青らしいぶっ倒れます)と、カクテルの薄い青の組み合わせに、星のチャーム…………チャームのビーズまで青で…………

これ飲んでいいんですか!??!??!?

オトパのフラスタと一緒に並べておかないといけないやつじゃなかった???大丈夫??????

イメカク、事前に記入したオーダーシート(以下:オダシ)と、当日キャラクターの画像を見せてお作りいただいたんですが、予想以上に解像度が高すぎる。

ちなみに私の持参したオダシはこんな感じです。

あくまで「私の思う私の中の廃寺タクミさん」なので解釈違いオタクはそっ閉じしてねー

※シャレマニのネタバレが含まれています

ここで唐突に

〜青猫さんでのイメカクの大まかな流れ〜

カクテルが出来上がったら、

①まず専用のブースで(下からの光源が用意されていてすごく綺麗に撮れる)写真撮らせていただいて

②その後に席でカクテルの説明を受け

選んでいた背景と雰囲気に合わせた布でまた撮影ブースを用意していただける……

という流れでした!

オダシにも記載のあるとおり、説明の録音等はできないので、私はひたすらスマホにメモしてました(もちろん許可済み)

この②の説明がまあすごくて、もうとんでもなくて、ア、そんなとこにまで意味が込められて……?となります。カクテル“全て”に含まれるイメージでタコ殴られ、オタクは倒れ伏すしかない。一瞬でK.O.されるおー♫

まず、選んでいただいたグラスのカラーはもちろんタクミくんをイメージしてのものなんですけど、真に注目すべきはそのサイズです。(←説明受けるまで気付かなかったのにデカい顔すなー)

なんとこのグラス、

他のものより少しだけサイズが小さいんです…………


私がオダシに「自称12歳」って書いたから!?!?!?!?!?(そうやて)


はいもうこの時点で大天才。マーベラス。拍手喝采。100万回のスタオベをキミに捧ぐ。神カクテル確定演出。ありがとう。

そんな、ねえ?そんなことある?グラスのサイズで年齢を表すとかそんなさあ……びっくりしちゃうよ。発想がすごいもん。浮かばないもん。ジーニアスのそれだもん。

しかしジーニアスのジーニアスっぷりは、ここだけに留まりません。

 天才「飲み終わったら、グラスの表面を見てください」

天才「細かいカットが入っていて、これで彼のAIとしての緻密な面、プログラム、記憶といった繊細な部分を表しています

オタク「ひ、ヒェエ………ア、アァ……………」

飲み終わってから見られる演出もあるのォ!!??!??!?(←もうほぼ赤メガネ中学生銀魂口調オタクだよーアニメイト行けー泣泣)

このグラスのカットに関しては写真撮るの激ムズすぎてまともなpictureないです。私の網膜見せてあげたい。焼きついてるから。今も。


天才「光で下から照らすと結構こう、切ない印象の色合いになるようにしてみました。オダシの『自らの孤独に気付かない』ところや『寂しいという感情をあまり理解できない』ところを表現したイメージです」

眩いのに儚いね(←オタクポエムお控えなすって)

上から覗き込んだときの色合いが、真相エンドの光に包まれたタクミくんに見えて……オタク涙目です。

絶対にこの廃寺タクミくんを、アステルを、地球に連れて帰るから。

(謎の決意により拳を固く握りしめ・オタク)

イメカク、見てるだけで無限に感想(と嗚咽)出てくる。キモータはキモータと行くのが吉です。ドン引きされても大丈夫なフォロワーと行きましょう。

さて、肝心のお味の方ですが

構成としては
ウォッカ、レモン、トニックウォーター
をメインとした、かなりシンプルなカクテルです(と説明を受けました)。

天才「これはあえてです」
天才「あえて薄めの色と味にすることで、彼のAIという点、無機質なところ、「捉えどころのない少年」というキーワードを表現してみました」

解釈と表現の天才でワロタWWWWWW(ワロてる場合か)

飲んだら、

色味からイメージするより味が薄い!!!!!!

というか、ほぼ味せん
若干レモン。あとアルコール。
いっぱい口に含んでも驚くほど受ける印象が少ない。まさに「捉えどころのない」味。スッッゴ……

え、AIだ……と唸っていたところで、ジーニアスがボソッと

「本当は味なし色なしにしようかとも思ったんですけどね(笑)」


ア…………………………??????

いや、あの、味なし色なしカクテルが「廃寺タクミさん」として出てきたら完ッッッッッッッ全に解釈一致かつ恐ろしすぎて涙ツゥーーーーーーーーーーーーーーーーーなる。

ウォッカ自体が「無味、無臭、無色、かつ度数の強いお酒」だからこのカクテルに使われていて(廃寺タクミさんにぴったりすぎ)、ただオダシのアルコールの有無が「弱」ゆえ、前述の味なし色なしで作るとかなりウォッカが強くなってしまうので避けた、とのことでした。

アルコールの強さお任せにすればよかった……
次回は絶対にこの解釈ド一致する廃寺タクミカクテル作っていただこうと思います。私は本気です。オトパ、来年もパシフィコ横浜でやりな!!!!!!


しかしまだまだこんなもんじゃないです……

我々のことを「布」が待ってるんで…………

(ひっくり返るので受け身の準備だけしといた方がいいです)


見た瞬間「ヤバイ……!!(掠れモスキート音)」つった

ワーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!

「ゲームプレイしてますか?」って訊いちゃった。(←先生こいつカクテルの説明受けたときも同じこと訊いてました)

布を選んでくださったの、カクテルを作ってくださったのとはまた別の方なんですが、このお店、ジーニアスが2人おるな……????

用意にあたって雰囲気を教えてほしいって言われたので

「月は月でも、これ(背景の満月)より白くて冷たい月のイメージです」

ってお伝えしたら、白と紺のオーガンジーで見事に表現してくださって……

カクテル置いた瞬間、「あ、““完成””したわ」って思ったもんね。

この背景、本当にそれくらいカクテルにも「廃寺タクミ」にも合ってるので……「寂しかったんだよね」って口から出た(瀬名ヒヨリさん憑依中)。

もうマジで月面基地でひとりきりのアステルかと思った。これゲームにスチルとしてありませんでした???(なかったです)(ないかー)

自分の中にあるイメージを、自分にはできないかたちで他人に出力してもらうの、気持ち良すぎるよー泣泣

見た目も味も何から何まで「私の思う廃寺タクミ」すぎて……

これを口に含めること、ひいては

これを飲んで、自らの血と肉として今後生きていくということ……

その悦び、重み、全てが渾然一体となって情緒くちゃくちゃでした。

もはやヨモツヘグイと同じでは??????

※いい意味です。

イメカク、飲み込む前にはどうしたって戻れないんだ。「廃寺タクミ」を取り込んだんだ。広義のカニバだ。どうしよ……(どうもせん)(さすがにキモータすぎます)


私は「“彼”とともに、生きていき」ます。


いや、「“彼ら”とともに、生きていき」ます。


次回、「イメカクは1人2杯」!

お楽しみに!