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ACLX通信2024.10月week4

今週も$ACLXに関する情報を集めてまとめていきます。

まずは1週間の値動きをまとめます。

2024.10.26時点の株価は84.31で終えています。

先週1週間で+12.86%でしたが、今週は-12.65%とほぼ先週の上昇分がなくなりましたね。

S&P500とNASDAQに連動するETFと比較してみます。

VTI:-1.03%
QQQ:+0.38%
ACLX:-12.65%

S&P500も長期金利の上昇であまり伸びておらず、地合いもそんなに良くなかった印象ですね。

今週のACLX関連ニュース

今週は主に2つニュースがありました。

ニュース①

モルガン・スタンレーは、ギリアド(GILD)とアーセルクス(ACLX)の再発/難治性多発性骨髄腫(rrMM)を対象に開発中のBCMA指向性CAR-T療法であるanito-celについて、12月7日から10日まで開催されるASH会議で第2相iMMagine-1データが発表される見込みであり、11月5日に抄録が掲載される予定であると指摘している。同社は、これを「本プログラムの次の重要なカタリスト」と位置づけ、anito-celがCarvyktiのような有効性と差別化された安全性を実証すると仮定した場合の基本シナリオを発表した。このシナリオでは、ギリアド社の株価は3%〜4%上昇し、アーセルクスの株価は最近の上昇から5%〜15%上昇すると予想する、とアナリストは投資家に語っている。同社はギリアド株のレーティングをEqual Weight、目標株価を84ドルとしている。

https://www.tipranks.com/news/the-fly/morgan-stanley-says-anito-cel-phase-2-data-next-catalyst-for-gilead-arcellx?futusource=news_web_stockpagenews&lang=ja&ns_stock_id=81703163098180&src=43&utm_medium=referral&utm_source=moomoo.com&global_content=%7B%22promote_id%22%3A13328%2C%22sub_promote_id%22%3A40%7D

→11月5日の抄録について語られていますね。これは重要なニュースかと思いますので注目したいと思います。

ニュース②

ウィリアム・ブレアのアナリスト、サミ・コーウィンは10月21日、ACLX株に強気のスタンスを維持し、「買い」のレーティングを与えている。
サミ・コーウィンは、再発/難治性多発性骨髄腫の治療に対するアーセルクスのアニトセル療法の可能性を反映する要因が重なったため、買いの評価を下している。米国血液学会年次総会で発表される予定のiMMagine-1試験の中間データでは、全奏効率や無増悪生存期間の推定値など、有望な有効性と安全性の結果が示されると予想される。安全性プロファイルにパーキンソン様事象がないことから、anito-celはBCMA CAR-T療法の代表的な治療薬となる可能性がある。
サミ・コーウィンの楽観論は、iMMagine-1試験における髄外病変を有する患者の割合が低く、他の主要な試験と同程度であるため、より深い奏効が得られる可能性があるという期待によってさらに裏付けられている。さらに、anito-celの迅速かつ一貫した製造可能性と、その良好な安全性プロファイル、特に遅発性神経毒性の欠如により、アーセルクスは大幅なアップサイドが期待できる。
ただし、この評価は、iMagine-1のデータが、CARTITUDE-1試験で設定されたようなベンチマークを満たすか、それを上回るもので、安全性に関する有害シグナルがないことが条件となる。
10月21日に発表された別のレポートでは、ニーダムはまた、96.00ドルの目標株価を持つ株式の買いの評価を維持した。

https://www.tipranks.com/news/blurbs/arcellx-incs-anito-cel-therapy-gains-buy-rating-amid-promising-immagine-1-study-data-and-safety-profile?futusource=news_web_stockpagenews&lang=ja&ns_stock_id=81703163098180&src=43&utm_medium=referral&utm_source=moomoo.com&global_content=%7B%22promote_id%22%3A13328%2C%22sub_promote_id%22%3A40%7D

→こちらは12月に開催されるASHでの有望なデータが出る可能性について言及されています。「anito-celはBCMA CAR-T療法の代表的な治療薬となる可能性がある。」とコメントがあるように、ACLXが開発するCAR-T療法への期待値は高そうですね。

どちらもポジティブなニュースで、先週よりはより臨床試験の内容に触れたものが多いですね。

今後のスケジュール

・2024.11.5 第2相iMMagine-1データ発表
・2024.12.7-10 The 66th ASH Annual Meeting and Exposition
・2024.12 FY24 3Q report(決算)

今後について(個人の感想)

先週から一転、今週は一気に株価が下落しました。
ちょっと株価の伸びが急だったのでこのくらいの調整はあるでしょうという範囲かと思います。

今週は11/5に第2相iMMagine-1データの発表というのが大きな収穫でしたね。どんなデータが出てくるのか期待して待ちたいと思います。

来週も引き続きニュース等を土日にまとめます。
今週もお疲れ様でした。

株価予想を勝手にやってみました↓


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