伝えたいこと
先月末、宮城県石巻に行ってきました。
ライブハウス大作戦ドキュメンタリームービー上映会を開催するにあたって、どうしても現地へ足を運びたかったのです。
この大作戦で建設がされ運営が続く、BLUE RESISTANCE10周年でした。
ハコの目の前に、津波の水位がここまできたよっていう印がありました。
僕の身長より高かったです。
当時の状況を想像するのは容易ではありません。
周辺の散策もしつつ、避難場所になっていた神社や、被害を受けた小学校校舎などもみてきました。
10年以上が経つのに未だ更地の場所もたくさんあります。
1階部分の補修をしてる家、運良く被害を免れた家
一番印象的だったのは、家屋はそのまま残ってるけど、主が居ない家がいくつもあったこと。
その場所、土地へ帰ると決め戻ってきた人。
戻らず別の土地へ移り住んだ人、内陸部の方へ転居した人。
帰りたくても帰って来れなくなってしまった人…。
そんな街の中にBLUE RESISTANCEはあるのです。
10年も続けば…と、思ってたのだけど
まだまだこれからだなと
またこの地へ足を運ぶんだと、強く心に誓いました。
そして、地元ではないけれど
自分が暮らす土地である大阪
ローカルという繋がり、これからの在り方という部分で考えた時に
ライブハウスの大切さ、必要性というのも
今一度強く感じました。
阪神・淡路大震災、そしてコロナ禍においての大苦境の中、世の中は大打撃を受けました。
そんな中にあっての営業の立ち上げ、継続
並々ならぬ努力があったでしょう。
ライブハウスという場所にかける思い、情熱
それだけでは難しいという、当たり前の現実。
僕らが普段から遊び場にさせてもらってる、そしてアーティストにとっては舞台に立たせてもらっているライブハウスという場所をへの捉え方っていうものを、この映像作品から何かしら感じ取って貰えたら嬉しいです
そして、いつか東北の地へと足を運んでみて欲しいなと思っています。