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ポルシェライプツィヒ工場&ミュージアム見学

記念すべき最初の記事は少し昔になりますが2018年に訪れたポルシェのライプツィヒ工場を取り上げることにします。それは自分が車好きであること、テーマとする工場見学とミュージアムの両方を兼ね備えていること、そして今日2024年1/25がこの工場で生産される新型ポルシェ・マカンが発表される日だからです。ポルシェの本社はドイツのシュツットガルトで、911などの歴史ある車種が生産され立派なミュージアムも併設されています。一方ライプツィヒ工場は2002年に操業開始した比較的新しい工場で、4ドアのパナメーラやSUVのマカンを生産しています。本社にないものとしてここにはサーキットが併設されていてお金を払えばポルシェを借りて走行も可能です。ただ訪問日は対象日でなかったので10ユーロのファクトリーツアー(現在は15ユーロ)を事前予約して行きました。


その日は英語のガイドツアーで参加者は15人程度、中にはパナメーラを納車待ちという韓国人も含めいろいろな国から来ていました。待ち時間はポルシェを眺めながらオードブルを食べたり(本来ツアーには入ってないがそこにあるの食べていいよといわれた)、コーヒーを飲んだり。
やっぱりというか工場内は残念ながら撮影禁止でしたがガイドのお姉さんがゆかいな人で楽しめました。「EVのポルシェ・テスラ・・・じゃなかったタイカンは本社工場で作られます」とか。ここのロッカーには9で始まる3桁の数字が振ってあって、944など実在の車種の番号は赤くなっているという、訪問者しかわからないことも教えてもらいました。

気づいたことは
・工場全体のレイアウトというか車体の流れ方は何度も行ったマツダとなんとなく似ているが新しい分きれい。
・でもライン内にも通路にもやたらと人が多い。何かの映像で見たアウディの工場は自動化が進んでいて未来的な感じだったけどそれと比べるあまり自動化は進んでない?女性もそれほど見なかったような。
・バーコードをスキャンしている様子も見られなかったが、RFIDを使っている?
マツダの工場見学のように専用ルートで遠くから眺めるのではなく、フロアを移動しながら近くから見れたので満足いくものでした。さらに満足度が上がったのがその後。
1時間少しで集合場所に戻ったところでガイドの人が、ミュージアムはこのツアーには入ってないのだけど、好きに見て帰っていいよと。

ミュージアムは本社のようにポルシェの起源や技術を説明するものではなく、各時代を代表するような車両と、レーシングカーの実車の展示が中心で、本社でも見られない車両もあったりなかなかのものでした。そして外のサーキットを眺めるとポルシェがずらり。たぶん一生で一番たくさんのポルシェを見た日です。おまけに自分は特大の911のポスターももらうしで大満足で工場を後にしました。


日本から行くとなるとフランクフルトやミュンヘン着となり、ライプツィヒまでは距離がありますが、せっかくならレンタカーを借りてあちこち行ってみるのがいいと思います。

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