おひさま大学生の独り言 約束の卵と東名阪ツアー
なかなか昨日の余韻が無くならない。しばらく感傷に浸るのも良い気がするが、そろそろ切り替えていかないと日常生活に影響が出てくる気がする。そんな中で今日は東京ドーム公演が決まった後に歌われた約束の卵という曲をけやき坂46、日向坂46の歴史と重ね合わせながら、書いていきたい。
そもそも約束の卵という曲は2018年6月に発売された、走り出す瞬間のアルバムtypeAに収録されている。このアルバムの発売の決定に伴い、東名阪ツアーも開催されることも決定していた。ただ制作が順調に進まなかったこともあり、アルバムの発売は当初5月から延期されている。そして横浜公演と東京公演はアルバムが発売されていない中行われたが、ケヤキのキセキやけやき坂46ストーリーで描かれていた、メンバーの盛り上がらないんじゃないかという不安をかき消すほどの盛り上がりで、本人たちに公演毎の反省はあったものの成功を重ねていく。その中の1つの曲が約束の卵だ。
欅坂46ではW-keyakizakaの詩がサイリウムを振りながら歌う曲として定着しているが、けやき坂46も楽曲に参加していたので、以前はこちらが定番だった。それに変わって登場したのが約束の卵である。
昨日のライブでも有名になったし、日向坂46として独立し始めた頃からは口に出すメンバーも増えたが、端的に言うと東京ドームでのライブを目指す決意の歌のようなものだ。走り出す瞬間ツアーの前にも京子がブログで同様の話を述べていたが、この時はファンもメンバーもまだ完全なる夢と思っていた人が多かったと思うので、約束の卵でめちゃくちゃ泣いたみたいな人は少なかったと思う。私も当時はあまり深く考えていなかったと思う。
ひらがな推しのOAで流れた約束の卵は幕張の千秋楽の映像であったと思うが、この時は富田を始め、特に二期生の目に光るものが伺えた。ただこれはツアーをやりきったという達成感が大きいと感じていた。二期生はこの時加入して1年弱、不安も沢山あっただろう。またこのツアーを迎えて1期と2期の絆が深まったという話も目にした。そんな色々な感情が合わさって、溢れるものが抑えきれなかったんだろう。
1期生も2期生よりはキャリアはあるものの、これだけの曲をレコーディングして、振り入れしてと行うことは初めてだったので2期生同様大変だったのは変わらない。かとしはソロ曲がうまくいかなくて、かなり泣いたという話もけやき坂46ストーリーで目にした。(現地でパフォーマンスを見たがすごい良かった。頑張ったんだろう)。ただ1期生は自分たちの曲だけでライブができる嬉しさ、忙しくなってきている現状を楽しんでいるように見えたのも、ライブに行って実際に感じた感想だ。だから約束の卵の時もいきいきパフォーマンスをしている印象が今も強い。
この時はまだメンバーも東京ドームと言うよりかは、このツアーを試行錯誤を重ねながらよりよいものにして成功させた達成感の方が大きいと思うし、先述の1期と2期の絆が深まりさらにけやき坂46がよりすごいグループに一段となったツアーだった。
ファンもこの時はとにかくやりきって良かった。マギレコとかこれから続く活動も頑張れという感じで、独立や改名のことすら口にしていた人は稀だったと思う。私自身もこのライブで初めてけやき坂46のライブを見て、これはすごいグループになるなとは感じたが、今の日向坂46を想像できたかと言われると、できていなかった。
今だから言える。このツアーを成功させたからこそ約束の卵がただの夢物語ではなく、現実の話となるスタートを切ることができたと。
遠くの夢って
勇気をくれるんだ
一緒に歩いて
一緒に辿り着こう
遠かった夢を叶えた彼女たちは本当にすごい。自分も見習おう。