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Stationery Diary Page14/修正テープ
世界初の修正テープが発売されたのは1989年のこと。ドイツのメーカーと日本のメーカーによって発売されました。
元々、ヨーロッパでは文章を書くときに「タイプライター」を使うのが主流でした。タイプミスの修正に関して、砂消しゴムで削ったり、粘着剤で引きはがしたり修正液を使ったりなどさまざまな方法で修正をしていました。
その後、パソコンの普及により画面上での修正が可能となりプリントした紙の修正のみでよくなったことから修正液と紙テープが主流になりました。
そのころ、日本では修正液が普及していましたが、消した跡がムラになったり化枠の時間がかかったり、液が出過ぎてでこぼこになったりといろいろと問題点が多くありましたので、修正テープの登場は非常に話題を呼びました。
私も初めて修正テープを使ったときは本当に使い勝手がよくて不器用な自分でもきれいに修正できる!ととても驚いたことを覚えています。
初期のモデルは、テープが巻き取られず、後ろから出てくる仕組みでしたが、今では、自動巻取りタイプ、横引きタイプ、ゆるみ巻取りタイプなど、進化を遂げ、日本の修正テープは、世界的にトップレベルとなっています。
使い切りのものやテープを詰め替えられるカートリッジ式のものがあり、その太さも2.5mm~6.5mmと用途や好みに応じて選べるようになっています。また、ノートの幅に合わせた幅のものや筆箱にも収まるコンパクトなものなど形や種類も豊富に揃っています。
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【番組詳細】
RADIO▶FMとやま「Stationery Diary」Produced by 文具の瀬戸
(毎月第1月曜「ヨリミチトソラ内、16:30よりON AIR)※radiko対応