YOASOBI 「夜に駆ける」に触れる ③
どうも、こんばんは。今夜は雨滴の弾ける音が BGM の高槻のヒトです。
タイトル写真は雨にちなんだだけで、相変わらず何か意味や意図があるわけじゃないです。
ああ、まあ、今回の記事内容とまったく無関係でもないか。
いやさて。
全 3 部構成で綴る YOASOBI 「夜に駆ける」に触れる旅、これで一旦幕閉めと相成ります。
「なんの話だ?」
と、まず未来のぼくが確実にそういうこと言っちゃうと確信するので、今回挑んでる試みの内容などに触れるためのリンクを貼っておきますね。
挑戦のルールも引用しちまいましょう。
ええ。ぼくが説明を面倒くさがってるだけです。
① 曲を音だけで聴く
② 曲の原作小説(『タナトスの誘惑』)を読む
③ あらためて曲を聴く(動画付きで)
はい! そして今回が最後の③ですよ!
そうなんですよ!
自分でもよく分からんテンションですが、いま一度あらためて「夜に駆ける」を、今度は動画も込みで! 味わいます!
ところで、note は Youtube などの動画の埋め込みできるんですかね?
ちょっと調べとこう。
〜〜※〜〜 動画視聴中 〜〜※〜〜
おお、これは……
曲の音が頭の中を滑っていく……!
動画の中で移り変わる画像を眺めてると、曲が意識を上滑りしていってまったく意識に入ってこない! なんの感慨も湧かない! 心の琴線(きんせん)がピクリとも動かない……!
逆になんかすごい!
確認のために曲を曲だけで聴いてみると、「この曲調と雰囲気は好みだわー いやー、好きだわー」の気持ちは変わらないらしい。これもこれで面白い。
気怠げだけどリズミカルな曲調と、小気味良い発音で歌い上げられる唄とのマッチングは、ぼくの好みにとても合ってるので、歌詞の意味合いそっちのけで楽曲が醸し出す雰囲気だけによる好印象が生まれているらしい。
少なくとも、曲を聴いてるぼくの頭の中に、なにか明確なイメージが湧いて出て固まり、なにか情景を生み出したりなどはしていない。言葉の意味を一つも理解できない異言語の音楽に触れてる感覚と同じなのかもしれない。唄い手に紡がれる言葉はぼくの頭の中で意味を失い、右の耳から左の耳に流れ過ぎゆくだけの音に変わり果ててしまっている。
いや、さすがに全部の単語がそうなってるわけじゃないんだけど、歌詞の文脈を汲めない程度に、ぼくの頭の中で破綻を起こしてるんですな。
これはこれで面白い!
これ、動画を観てから小説を読むと、今度は小説のイメージが変わりそう?
いやでも、動画の解釈を脳みそが拒否しちゃってる時点で、その挑戦のための要素が決定的に足りないのか。
うーん。難しい。
終わりに
うっかり最後まで読んでしまったアナタ!(まずぼくですね)
いかがだったでしょうか。
感想を生み出す試みだったので、ぼくはぼくが感じたままを、ぼくが持ち得る表現技術を(下手くそなりに)駆使して、可能な限り丁寧に綴ってみました。
結果は「褒めてんだか貶してんだかサッパリ分からない感想文」になってしまった感があるけれど、それもまた『表現作品』に付きまとう宿命に違いなく。半端な気遣いで嘘を混ぜ込んで褒めたふりするより、作品に対して真摯な態度は示せたんじゃないかと思います。
異論も反論も湧く誰かはいるでしょうけれど、それはそれとして。各々好きに「ぼくの批評への批評」をやってみてもいいんでしょうし、もしそんな文章が生まれるのであれば、ぼくは読んで味わってみたい好奇心でいっぱいです。
ではでは、今回はここいらで。
うっかりお付き合いいただけた……アナタ!(まずぼくですね)
どうもありがとうございました (。・ω・)ノ゙