コロナ禍がアスリート魂に火をつけた!?サッカーと営業を両立する心得
こんにちは、株式会社START WITH WHY人事の北です!
今回は1.5キャリアメンバー第2号の「菊山耀介」さんに1.5キャリアとしてのキャリア形成ついてインタビューをしました。
「きっくん」の愛称でメンバーからも愛されている菊山さんの目標についても伺いました。
▼1.5キャリアについてはこちら
学生時代の心残りもあり、プロの世界へ
——まずは簡単に、きっくんのキャリアを教えてください。
摂津高校を卒業して、学校の先生になりたかったので保健体育の教員免許が取れるところを探して、びわこ成蹊スポーツ大学に入りました。サッカー部に入り、当初は学内で最下位のチームカテゴリでしたが、努力を重ねた結果トップチームまでいくことができました。
しかし、コロナになり練習も無くなりました。練習が再開して試合ができることになりましたが、観客の方はグラウンドに入れず無観客試合が続きました。そのなかで本当は、教員免許をとって、大学でサッカーを辞めるつもりだったんです(笑)けど、最後の大会の試合が、無観客の試合では、なんだか辞めきれなくて結果的にまだ続けることにしました。
大学卒業後は飛鳥FCに雇っていただきました。キーパー枠が1つしかないので1年目から試合に出るのは難しく下積み時代を経験しました。自分の中では、サッカーを続けるのは社会人3年目までと決めていたので、3年目から試合に出場できるチームを探していました。結局、試合にメインで出ることができたのは4年目の頃で、まだ選手への心残りが続き、現在のFC徳島に移籍をし1年目から試合に出場させていただいています。
——もしかして、コロナになってなければサッカーは続けていなかった?
それは分からないです(笑)けど、コロナになって選手への心残りがあったのは事実です。
プロでどこまで通用するのかチャレンジしたいと思いました。プロになってからは、体の鍛え方も変わりました。ジム行ったりヨガをしたりと、自分の身体と向き合えるようになって今は体脂肪率が5.9%になりました。
——株式会社START WITH WHYでどんな業務をしていますか?
朝7時から23時半までずっと活動しています笑
7~12時までサッカーの練習をして、13~18時までSTART WITH WHYで仕事です。その後はジムや整骨院、ご飯作り、身体を整えることに時間を使っています。
今は、経験を詰む時期。ここは経験を自分のモノにしていく環境が整っていた
——多くの企業がある中で、なぜ株式会社START WITH WHYを選んだのしょうか?
今は経験を詰む時期と考えてます!将来、教員になった時に多くの話題を提供できるよう、さまざまな経験を積んでおきたいんです。START WITH WHYは、研修が充実していたり、課題図書が用意されていたりするなど、自分で学ぶ機会が多かったのが決め手でした。また、ビジネス用語を自分で調べるなど、知らないことをそのままにせず、しっかりと自分のものにしていく環境も整っていました。
今までの仕事で保育や介護を経験してきましたが、その経験が先生になったときに生徒との雑談の時間に役立つと思っています。さらに自分の言葉として語れることを増やすためにはSTART WITH WHYで働くことが必要だと思ったからです。社会に出ていくまでに色々な知識を知っているのと知らないのでは大きく違いますから。
今は目標を追うのが楽しい
——株式会社START WITH WHYに入ってみてどうですか?
やることが多くて毎日頭を抱えていますが、新しいことを学んでいけるのは楽しいです!営業なので目標達成をしないといけないのですが、僕には自分で鞭を打たなければいけない環境の方が合っています。おかげで現在ご支援させていただいているクライアントでは、ご支援初日からアポイントが取れるようになり目標を追うのが楽しいと思えるようになりました。また、今まで使ったことのなかったslackやnotionなどのツールも、今では使いこなせるようになりました!(笑)
あとは、話しやすい人が多いですね。人間関係のいざこざがなく気軽に聞ける環境なのはありがたいです。一つだけ不満を言うと代表の中村さんが徳島に来ると言ってなかなか来てくれませんね(笑)
順序立てて、何がダメで何からやらないといけないのかを考えるプロセスはサッカーと似ている
——サッカー選手としての経験が、営業の仕事にどのような影響を与えていますか?
サッカーの結果重視の思考は営業でも似ていると思います。
僕はキーパーなので打ったシュートをどう止めるか、何がダメでシュートを決められたのかを日々考えているのですが、何がダメでアポが取れないのかを考えることと似ている気がします。順序立てて、何がダメで何からやらないといけないのかが似ているからやりやすいですね。
午前中はサッカー、午後は営業なのですが、頭の動かし方が一緒だからしんどくはないんです。
両方が自分のためになっていると感じています。
資料を読み込んで、どの点で差別化できるかを見極めることが重要ということも分かってきました。どう伝えればお客様に興味を持っていただき、商談に繋がるか、その方法を見つけ出す過程で自信がついてきました。
そして、目標を達成できた瞬間は特に楽しいですね。その成功率をどうやって上げていくのがさらなる楽しみです!営業まわりに課題をもっている企業様からのご依頼が多いので、どう対応すれば、その企業様が勝てる(=課題解決につながる)かを考えることもやりがいがあります。サッカーの試合のように前半にアプローチをしてハーフタイムでメンターの古屋さんとのMTGで改善点を話し合い、後半に改善実行していく流れが出来上がっています。
サッカーに集中していた選手たちが新しいキャリアへシフトチェンジするときのサポートをしたい
——漠然とした質問ですが、将来はどうなりたいですか?
将来的には、サッカーに集中していた選手たちが新しいキャリアへシフトチェンジする際の支援ができる立場になりたいですね。多くの選手が未知の分野に踏み出す時、知識がないのは当然ですしそれゆえに不安を抱えている選手もいます。そんな選手たちに対して、僕がしてきた経験を伝えていきたいです!色んなことを知っている人の話は、常に新しい発見があって面白いので、自分もそういった人物になれたらと思っています。
また、先ほどもお話ししたように教える立場になることも視野に入れています。実際、中高の保健体育の教員免許や10歳以下の子どもたちにサッカーを教えるキッズリーダーの免許を取得したので、先生やサッカーのコーチとしての活動も視野に入れています。過去にはチームのキャプテンもしていたこともあり、教えることの楽しさは分かるので。
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きっくん、ありがとうございました!
セールスを始めて、周りからも考え方が変わったね、と言われるそうです。企業へアプローチしはじめた当時は、敬語も受け答えも辿々しかったのですが、今は自信をもって話せるようになっています。ただ、「変わったと思うと傲慢になるからチャレンジし続けてこれからもたくさん吸収していきたい」と頼もしいことを言ってくれました。きっくんらしいなと思うし、これからがもっと楽しみになりました。