【F Ventures 両角氏】 福岡から世界を変える起業家を生み出す!
今回のゲストは、サムライインキュベート出身、現在F Ventues代表の両角さん。
元々はサムライインキュベートにインターンとして参画しそのまま同社の正社員になり、その後F Venturesを創業。
そんな両角さんのキャリアやF Venturesがどのようなベンチャーキャピタルでどのような起業家に投資をしているのかについてうかがいました!
○両角将太 F Ventures LLP有限責任事業組合 -代表
■F Ventures LLP有限責任事業組合ホームぺージ https://f-ventures.vc/
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。大学在学中に、IT起業家特化型インタビューメディアの立ち上げと運営を経験。株式会社サムライインキュベートに大学生インターンとして参画、その後正社員として入社。2012年、コワーキングスペースSamurai Startup Island(SSI)のマネージャーに就任。2015年、社内起業家として、大企業とのアライアンスに務め、億単位の収益に届く事業をゼロから確立した。2016年、サムライインキュベートを卒業し、福岡を拠点としたベンチャーキャピタルF Venturesを設立。
第一回
福岡から世界を変える起業家を生み出す!
学生時代から経営者になりたいと思っていた
学生の時から経営者になりたいと思っていて、自身でインタビューメディアを作り、学生ながらいろいろなIT起業家に会っていた。
その中でサムライインキュベートの榊原さんに出会い、当時設立から1~2年ほどしか経っていなかったサムライインキュベートに参画。
サムライインキュベートではとにかくイベントを打っていて年間で200回ほどイベントを開催。その中でVC業界のことをよく知り、人脈を形成していった。
30歳手前までには挑戦したかった
20代のうちに何かしようと思っていたタイミングで周りの知り合いが設立するVCが増えていき、
「自分でもできるのではないか」
と思い、F Venturesを創業。
創業当時はスカイランドベンチャーズ、ANRI、TLMなどの独立系ベンチャーキャピタルをベンチマークしていたそうです!
第二回
学生起業家に数多く投資!
1号ファンドでは26社に投資し東京、福岡半分ずつという構成
現在F Venturesは1号ファンドと2号ファンドを運用している。1号ファンドでは約26社に投資し、東京半分、福岡半分という構成。
TORYUMONイベントに参加した学生起業家に投資
F Venturesは学生起業家向けイベント「TORYUMON」を運営している。
TORYUMONに参加した学生起業家に投資をした事例もある。
代表的な事例としてはタイミーの小川さん、PoliPoliの伊藤さん。小川さんは元々TORYUMONのスタッフをしていて、伊藤さんは元F Venturesインターン。
いつの時代も新しいトレンドは若者が作る
F Ventuesの投資基準として
若者投資とベテラン投資がある。
若者投資↓
大人が気付く前に先行優位性を気づけるような斬新なアイデアや新しいデバイスやパラダイムシフトが起きる時に突っ込んでいけるような分野に投資をしていくという方針。
ベテラン投資↓
国家戦略特区になっている福岡で、規制緩和や実証実験がしやすいという条件を利用して、ベテランで業界を変えたいけれど、規制が強いというところに投資をし、福岡を利用して成長させるという方針。
第三回
早くから挑戦しよう!起業家は走りながら学習していくべき!
アイデア段階でも事業アイデアを持っていくのがいい
特に若い人は事業が固まってから相談しますという人が多い。
投資家は最初会った時から次会った時までの成長スピード等も見ているので先に会いにいくのがいい。ぶっつけ本番で完璧主義でVCに会いにいくのは余りオススメできない。
最初は小さい金額で経営をしプロダクトの検証をするべき
最初の資金調達後に一気に資金を使ってしまうのはオススメできない。資金を一気に使ってしまうとピボットもしづらくなってしまう。
なので最初は必要最低限で資金を回して、プロダクトの検証をし、その検証も終了したら次の資金調達をするなどしてアクセルを踏んでいくべき。
シード期の投資家は相談しやすい人がいい
ハードルが高くて話しづらい人が投資家になってしまった場合は、準備をたくさんしてからでないと提案や相談がしづらく、結局課題解決に時間がかかってしまうので気軽に相談しやすい人を選ぶとスムーズに進みやすい。
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