East Ventures 金子剛士 スタートアップの資本構成・資本政策は可変にしておくべき!
今回のゲストはEast Ventures パートナー 金子剛士氏。
元々、学生時代は自身で事業をしていた経験を持ち、そこからベンチャーキャピタルのインターンを経て、現在はシード特化のVCであるEast Venturesにてパートナーを務めている金子さんに、スタートアップの資本構成において気をつけるべきことや、過去の投資先企業の中で印象に残っている企業についてなどお話ししていただきました!
○⾦⼦剛⼠ East Ventures株式会社 パートナー
Twitter▶︎https://twitter.com/evkaneko
ANGEL PORT▶︎https://angl.jp/kanekop
公式HP▶︎https://east.vc/c/japan/
1991年生まれ、学生時代より独立系VCでのインターンを経験し、2014年新卒で株式会社ジャフコに入社。 その後、シード特化の独立系VCであるEast Venturesに転籍しパートナーを務める。株式会社ジラフ社外取締役、株式会社AppBrew社外取締役、株式会社Popshoot監査役、株式会社PATRA監査役を兼務。
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自身で事業をしていた学生時代
実家が印刷屋フィルムに関連する実業をしているというバックグラウンドを持っていることもあり、学生の頃から経営や事業に対して意識があり、学生時代は自身で、帰国する前の帰国子女にSkypeで勉強を教える事業をしていた。
自身で事業をやっていく上で必要なファイナンスの知識を勉強していく過程でベンチャーキャピタルという存在に出会う。
スカイランドベンチャーズでのインターン
ベンチャーキャピタル業界に入っていく最初のきっかけはスカイランドベンチャーズでのインターンで、その当時は投資先のPRとして、「NAVERまとめ」の作成などをしていた。
プライベートではどういう時間の使い方をしているのかについてもお話ししていただきました!今回の動画は以下、リンクからご覧いただけます!
▶ 動画はこちらから
インドネシアなどアジアにも投資をするシード投資家!
シードVCのEast Venturesの特徴
約8年前に設立されたVCでインドネシアを中心としたASEAN諸国と日本を中心に投資活動をしている。シードに特化しているVCであり、登記前の会社に投資をするケースも。比較的若い起業家にメインで張っていて、直近だと起業をする学生が多いこともあり、投資先の約3割は学生起業家。
印象的な投資事例
株式会社コラボテクノロジーが印象に残っている。
代表の中山さんが一人で年商数億円を出してしまうような天才系の経営者で、そんな中山さんに対して、
「あなたの才能をこのペースで潰したらもったいない。」
「もっと大きな成功を成功を目指したほうがいいのではないか」
という話をし、現在一緒に、上場を目指して、走っている。
VCを目指した理由
「起業」か「VC」かで二元論で語る人は多いが、VCも一つの事業モデルである、かつVCは金融業の中で若手で早くから活躍できる領域であり、やりがいがあるのでVCとしてコミットしていくことを決めた。
スタートアップの資本構成・資本政策は可変にしておくべき!
上場を目指す起業家にどのようなアドバイスをするのか
・共同創業者とどれくらいシェアを分けるべきか
・次の資金調達に向けて、どのようなKPIを達成するべきか
などといった株式の取り扱いや資金調達にまつわる質問を受けることが多い。
上場した後も継続的に会社が成長して、うまく資本政策が組めるような資本構成にしなければならないので、東証の基準や証券会社が言うことも含めて設計する必要がある。
資本政策はなるべく可変にすることが重要
スタートアップは急激に物事が大きく変わることが多い、かつ外部の環境によって戦略の転換が図られる場面が多々あるので、資本政策はなるべく可変にしておくことが重要。
極端なことをせずにセオリーにのっとって相場観の中でファイナンスをすることを意識するべき。
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