ジェネシア・ベンチャーズ水谷航己〜豊かさと機会を!ジェネシア・ベンチャーズの投資支援に宿る思想とリアル!〜
ジェネシア・ベンチャーズ水谷さんの配信回をまとめました!
元々、住友商事で商社マンだった水谷さんがなぜ、ベンチャーキャピタリストへと転身したのか、またベンチャーキャピタルの中でもなぜ、ジェネシア・ベンチャーズを選んだのか、またジェネシア・ベンチャーズがどのような特徴を持ったVCなのか、などについて教えていただきました!
▶過去の記事一覧
アプリコット・ベンチャーズ白川智樹さん
W ventures 東明宏さん
F Ventures 両角将太さん
サイバーエージェント・キャピタル 北尾崇さん
KVP 長野秦和さん
AZX 石田学さん
East Ventures 金子剛⼠さん
STRIVE 根岸奈津美さん
グロービス・キャピタル・パートナーズ 湯浅エムレさん
ドーガン・ベータ 渡辺麗斗さん
フューチャーベンチャーキャピタル 松本直人
日本クラウドキャピタル 大浦学
○水谷航己 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ インベストメント・マネージャー
公式HP▶︎https://www.genesiaventures.com/
Facebook▶https://www.facebook.com/pg/GenesiaVe...
2013年4月、住友商事株式会社に入社し、リスクマネジメント部に配属。
2015年には、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に出向。
2016年からは住友商事に帰任し、金属事業部門のリスクマネジメント担当として、国内外の自動車部品製造事業、金属加工事業のM&A、与信管理、投資先事業会社支援に従事。
2018年7月より株式会社ジェネシア・ベンチャーズに参画。東京大学/法学部卒。
留年東大生が総合商社を経てVCに?商社マンキャピタリストの素顔と野望!
国家公務員を目指していた学生時代
元々、水谷さんは官僚を目指して、国家公務員試験の合格を目指し、試験勉強に励む学生時代を過ごしていました。しかし、試験に落ちてしまい、留年することが決まり、そして当時当時東日本大震災が起きたタイミングだったので、試験勉強を続けつつも被災地にボランティアに赴きました!
最前線で物事を実行していく人達は必ずしも官僚の人達だけではない
元々、官僚を目指していた水谷さんですが、ボランティアを進めていく中で、「何かが起きているところの最前線で意思決定して、実行していく人達は必ずしも官僚や公務員の人達だけではない。NPOの方達や地場の企業の方達、そういった人が現場を率先してまとめていく。」と感じたそうです。
そして、水谷さん自身、「自分と社会との関わり方」を考えた時に、霞が関で予算や法律を作るよりも自分はもっと現場に近いところで仕事をする方が合っていると思い、総合商社である住友商事に入社しました!
住友商事からジェネシア・ベンチャーズへ
住友商事では、投資やトレードの意思決定をサポートする部署にいたそうです!そこで流通するお金の大きさ生み出す雇用の大きさには魅力を感じていましたが、ビジネスモデルが数年間、数十年間変わらない成熟産業にいるなと感じ、水谷さん自身、骨太な産業をもっともっと興していくような仕事に就きたいと思い、転職を決め、その活動中にジェネシア・ベンチャーズの代表である田島さんに出会い、それがきっかけでVC業界へと転身。
豊かさと機会を!ジェネシア・ベンチャーズの投資支援に宿る思想とリアル!
なぜ、ジェネシア・ベンチャーズを選んだのか?
田島さんと出会った当時はジェネシア・ベンチャーズはまだ創業から1年半で、ベンチャーキャピタル自体がスタートアップのようなVCでした。ジェネシア・ベンチャーズは東南アジア投資もしているVCなので、日本国内だけに閉じたくないと思っていた水谷さんは「自分のやりたいことと一致しているな」と思っていたそうです!
代表田島さんが「メンバー個人個人の自己実現と会社のビジョンやミッションがどれだけ揃っているかが重要」と話していて、その考えに共感し、一緒にやりたいと思えたこと、これが一番の決め手だったそうです!
ジェネシア・ベンチャーズの特徴
元サイバーエージェントキャピタル代表の田島さんと、東南アジアのヘッドをしていた鈴木隆宏さんがGPということもあり、実績やネットワークが豊富です!
「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」
このビジョンを達成するため、アジアで持続的産業を生み出していくべく、手段としてのVCをやっているそうです!
「大きな産業を作ることができるのか」
「そのビジネスは個人の幸せに向かっているのか?」
などの観点を重要視して、投資の意思決定をしているそうです!
その他、投資先の支援方法などについて、実際の投資先の事例を挙げて教えていただいています!
大きな事業の一歩目に向き合う!シードからステージを上げる秘訣!
シードからシリーズAまで進むためにやるべきこと
1.仮説検証を進める
まず、そもそも解決したい課題や欲求が本当に巨大なものであるか、そしてソリューションがその課題や欲求に対してしっかり刺さるものなのか、その課題解決の打ち手として何が有効なのかを検証するべき!
その仮説検証やPDCAを早く回していくためには、期間を区切ること、それから効果の目標を事前に定めておくことが重要!
2.どこのVCからどれだけ資金調達するか
巨大な課題や欲求に向き合うには大きなリソースが必要であり、そのリソースを確保するためにはある程度大きな資金が必要です!なので、しっかりと仮説検証を回しきって、シリーズAに到達するまでに必要な資金を供給できるファンドを選ぶことが大切!
場合によってはシリーズAまでの間にプレシリーズAを挟むこともあり、そういったラウンドでも支えきることができるファンドを選ぶことが重要!
動画の中では、ジェネシア・ベンチャーズが実際にシードから投資をして、プレシリーズAラウンドでも追加で投資をした事例やPMFについての説明もしていただいています!
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