ドーガン・ベータ 渡辺麗斗氏 「地方起業を後押し!地方でも働きたいと思える企業を創る!」
ドーガン・ベータの渡辺 麗斗さんのご出演動画についてまとめました!
渡辺さんが新卒でドーガン・ベータに入社された経緯や投資方針について、また地方での起業の現状を詳しく教えて頂きました!
▶過去の記事一覧
アプリコット・ベンチャーズ白川さん
W ventures 東さん
F Ventures 両角さん
サイバーエージェント・キャピタル 北尾さん
KVP 長野さん
AZX 石田さん
East Ventures 金子さん
STRIVE 根岸さん
グロービス・キャピタル・パートナーズ 湯浅エムレさん
○渡辺麗斗 ドーガン・ベータ-代表取締役パートナー
公式HP▶︎https://dogan.vc/
1990年生まれ、静岡県静岡市出身。
大学2年時に学問としてのベンチャーファイナンスに出会い、そのダイナミズムに惹かれる。
在学中の2012年より「金融の地産地消」を実践するドーガンに参画、後に入社。
一貫して九州に縁のある起業家への投資業務に従事する。
コワーキングスペース「OnRAMP」や、起業相談窓口「福岡市スタートアップカフェ」にも設立時より関与。
2017年にドーガンβを共同創業し独立。漫画と生クリームが好き。
第一回 ドーガン・ベータの渡辺 麗斗さんが歩んできたキャリアとは!?
ベンチャーキャピタルについて知ったきっかけとは…?
経営学を勉強したいと思い神戸大学経営学部に入学した渡辺さんは、2年生前期に受講した「ベンチャーファイナンス」の授業でベンチャーキャピタルの世界を知ったそうです。当時(2010年~2011年)は関西のベンチャー企業についての知識はなく、インターンなどの制度もなかったような時代でした。
なぜドーガン・ベータに新卒として就職されたのでしょうか…?
授業がきっかけである教授のゼミに入り何回かベンチャーキャピタリストと会う機会を通して、その仕事について興味を持ったそうです。そんなとき、渡辺さんはゼミ旅行で行った九州で何社か企業を回った際、偶然株式会社ドーガンを訪問したそうです!!
普段勉強しているVCが生み出した、世の中の面白い企業たちは日本ではほとんど東京でしたが、アメリカの統計では当時シリコンバレーは投資額が3、4割しかないにも関わらず、ベンチャーは生まれていたことから日本でも可能ではないかと考え、当時中途しかとっていなかったドーガンに無理矢理門を叩き入社。
VCとして…
地方に自分が働きたいと思える会社がどれくらいあるのだろう?という思いいが原点となり、面白い・働きたいという会社をVCとして支援しているそうです!
動画は以下リンクからご覧できます!
上記の他、新卒でVCになることやドーガンから子会社化しそして独立した経緯、VCの魅力についてもお聞きしました!
第二回 ドーガン・ベータの概要と投資方針とは!?
ドーガンはどんな会社なのでしょうか...?
シード投資が中心であり、渡辺さんが入社されてから累計50数社に投資されており、その約75%以上がドーガン・ベータさんが初VCになっています。
主にまず約1000万~3000万の範囲で投資を行い、次の調達のタイミングで3000万円~1億円程度の追加融資を行っているそうです。
投資をしている企業の8割が九州ではありますが、産業を盛り上げるためにサービスを行っているベンチャー企業であれば福岡に限らずと投資を行っています。また、チーム、戦略、市場、投資の収益性、社会的意義の5つの観点から企業を判断していると伺いました。
一緒に仕事がしたい起業家さんとは…?
サービスをつくることでしか見えない景色の解像度が高い方とご一緒したいそうです。解像度が高い人ほど不確実な世の中で道に迷いにくいと教えて頂きました。
動画は以下リンクからご覧できます!
さらに印象的だった投資先、DentaLightさんについても話してくださっています!
第三回 地域で起業するにあたり気を付けるべきこととは!?
地域での資金調達についての課題は何でしょうか…?
起業してすぐの一番の課題は資金調達の対象となるVCが地域に少なすぎるため、東京と比べて様々な意見を聞く機会が少なく、理想と実態にギャップが生まれてしまうようです。
その他起業する際に気を付けるべきこととは…?
ベンチャー経営の経験者が少ないためチームを組成しづらいことや地域愛があるからこそ事業拡大のタイミングが掴めないことがあるため注意するべき。
今の福岡の起業環境は…?
VCの数は増えてきてはいるが、絶対数がまだ少なく多面的に意見がもらいにくい現状になっているそうです。現在地域の篤志家のような人たちがエンジェル投資をしてくださっているようで、成功した起業家が投資を行い地場に還元するというサイクルはまだできていないそうです。また福岡のエンジニアの方々は各々のスキルレベルが高く、個人でやっていける人が多いためベンチャー側の吸引力が試されているといいます。
地方で起業する良い点として、注目されやすくなるため地域外からも人が集まるケースがあり結果的にU・Iターンの促進につながっているとお話してくださいました。
もっと詳しい内容は以下リンクからご覧できます!
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