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グローバル・ブレイン 池田翔氏~海外進出のススメ! ニッチを攻めるVC~

今回はグローバル・ブレインの池田さんの出演回をまとめました!

投資方針やファンドの特徴・強みといった紹介に加え、海外での支援経験のある池田さんならではの、起業家が海外進出するタイミング・大事になることを詳しく話していただいています!

▼目次
みずほ銀行からコンサル業を経てVCに!日本とインドネシアを繋ぐVC登場!

海外拠点は5カ国以上!?

海外へ進出するタイミングと大切なポイント!
○池田 翔  グローバル・ブレイン株式会社-Indonesia Office Representative
公式HP▶︎https://globalbrains.com/
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みずほ銀行、デロイトトーマツコンサルティングを経てGBに参画。みずほ銀行では、中堅・中小企業支援やシンジケートローン組成に従事。デロイトでは、新事業の企画・運用や、ビジョン策定、中長期/短期戦略の立案・実行支援、および東南アジア(インドネシア)駐在での現地法人支援に従事。米国公認会計士

みずほ銀行からコンサル業を経てVCに!日本とインドネシアを繋ぐVC登場!


学生時代からニッチを攻めていた⁉

大学は競技ダンス部に所属していた池田さん!
大学に入学して「なにか勝てることをやろう」と、池田さんは当時在学されていた一橋大学で日本一を目指せそうな部活の中から競技ダンスを選ばれました。
4年間で全日本・東部日本の学生競技ダンスの理事長を務め、全日本戦のファイナルに出場するなど、そこでニッチを攻める楽しさを見つけたそうです!
部活が忙しく就職活動にあまり時間をさけなかった池田さん。
当時、間口が広かった銀行を幾つか受けて内定が決まったみずほ銀行に入社されました!


みずほ銀行時代の経験は?

みずほ銀行には約7年間在籍されおり、支店で働いていた時代と本部で働いていた時代があったそうです。                    本部在籍のときはシンジケートローンを行う部署に在籍したり、支店在籍のときは法人周りの資産運用から宝くじの販売まで手広く泥臭くやっていたそうです!


転職のきっかけとは?

実は銀行を辞める前に自分の担当の取引先が粉飾して破綻というショッキングな事件を経験されています。
このショッキングな出来事によりこのままでいいか?と思うようになった池田さんは転職を決意されデロイトに入社されました!
そこから6年ほどデロイトに勤務され、最後の2年間で東南アジアに赴任されたそうです!
元々VCに興味はあったものの、後に入社するグローバル・ブレインとは全く繋がりがありませんでした。そろそろ次のキャリアについて考えていた矢先にグローバル・ブレインから突然メッセージが飛んできたことによって、池田さんのVCとしてのキャリアが始まりました!
加入されて1年ほどはCVCを担当されていたそうですが、会社がインドネシアに進出するタイミングで声をかけてもらい、自分に付加価値をつけるためにニッチを攻めるインドネシアへと進出を決められました!

その他、池田さんの休日の過ごし方やコロナの影響についてもお聞きしましています。


ぜひご覧ください!!!

動画はこちら



海外拠点は5カ国以上!?


グローバル・ブレインってどんなVC?

2020年までに7号ファンドを運営するグローバルVC!
純投資ファンドと呼ばれるグローバル・ブレイン自身のファンドと
KDDIや三井不動産などのCVCのファンドを複数運用するのが特徴です!
また、運用総額は1,500億円以上で直近の7号ファンドであれば200億円という巨大なファンドです。


投資方針は?

投資方針が2つのファンドは共通しており、基本はシリーズA以降を中心に投資をされています。
シードやレイターというステージに投資することもあるそうで、三井不動産のファンドではグロースというものもあり、そこでは1ショット10億円の大きい出資をされているそうです。
純投資ファンドでは成長の見込まれる企業に、CVCファンドでは今後事業連携が見込めそうな企業に出資されるそうです。
スタートアップの希望に合わせて純投資とCVCで上手く回るように2つのファンドを使い分けられています。


グローバル・ブレインの支援体制

大前提として起業家ファーストを意識しておられます。スタートアップがどこから資金を持ってくるのが良いのか、それに応じて自分たちのお財布を好きにつかってもらい、スタートアップにとって適切な支援ができることを第一にそのために自社をどう使うかを大事にしておられるそうです!
支援チームも拡充していて、スタートアップの人たちに本業に集中してもらうため、それ以外の分野で必要な人材をサポートする体制を整えて側面支援を大事にされています!
ディマンディングに自社の支援を使って頂けると嬉しいとも仰っていました。


グローバル・ブレインの強み

日本のスタートアップが海外進出する際には、グローバル・ブレイン自体が海外に根を張って動いているのでネットワークを生かして現地の企業や現地の財閥やVCと繋ぎこみが可能だそうです!
また、「αTRACKERS」というオープンイノベーション推進に積極的な企業を集めて日本のCVC運営企業のコミュニティ化・支援するラボもあります。新しいことをやりつつも悩みを抱えている会社のネットワークを作り、定期的に会合を行ったり、アメリカ・中国の先進的なプレイヤーを連れてきて話してもらったり、スタートアップにピッチをしてもらうなどして悩みを昇華できるように活動されています!
このようなことから、海外にいろいろなフットプリントを持っているのに活かしきれていない各大企業に、このスタートアップとこのようなことは出来ないかと提案が可能だそうです。
日本のCVCとスタートアップ・海外をつなぐコミュニティで大企業と連携して支援できる強みがあります!


また、海外にはUSA(シリコンバレー)・UK(ヨーロッパ全域、イスラエル)・韓国・シンガポール(東南アジア全域)・インドネシアの5拠点で活動されているそうです!


ぜひご覧ください!!!

‣動画はこちら!



海外へ進出するタイミングと大切なポイント!


海外でも活躍するVCの考える海外進出

大前提として業種によって違うという考えの上で、どんなビジネスでもローカライゼーションが大事であるとのことです!
日本で始めた企業が日本で事業をやりながら海外でもやるというのは
良いことでないケースも多く存在します。
日本で大成功を収めているメルカリはアメリカでも展開していますが、日本で立ち上げながらアメリカでも事業を行ったという訳ではありません。
PMFであったり色々な各地域、日本で始まったベンチャーであれば日本が一番相性のよいケースが多く、次の一手として海外に行くべきかを見極めることが必要とのことです。
今、国内と海外を同時並行で進めるべきかそれが可能なのかを慎重に見極めることが大事だそうです!!


海外進出に適したタイミング

池田さんがコンサルをやっていた頃に、所謂日本でトップクラスと言われる大企業を日本だけでなく海外(東南アジア・インドネシア)でも支援していたことが経験から、日本である程度のシェアを取り切り、ある程度自走するようになってきてから次に海外進出というのが恰好で、次なる成長エンジンとして行うのが自然だとお考えです!
海外はインドネシアのように経済途上ということもあり事情が色々と違うそうです。文化・宗教も全然違い、とにかく違いがすごくあるので体力がかかるとのことでした。
文化の違いで思うように出来ないこともある中でそれを考慮したうえで分散させることが最善かを考えるべきだそうです!


海外起業する人たちへ

池田さん自身、東南アジア・海外の支援経験のなかで現地(海外)で起業した日本人起業家と出資などの相談をするケースもあるそうです。
色々大事なことはありますが、ローカライズの部分が非常に大事になるのでどういうチームが組めるかが一番大事であると思っておられます!
日本人が得意なこともあれば、やはり各地域によって限界もあると思うが、そこはうまい具合に得意領域で補完すればよいだけの話なので、チーミングをいかにするかが大事だとのことです!
現在だと、グローバル・ブレインやほかの日系VCも数多く東南アジに存在するので今は海外での起業はやりやすいのではないかと考えておられます。


実際のチーミングの成功例!

グローバル・ブレインが支援しているところであれば、直近で話をしたインドネシアで事業を展開しシンガポールに本社を置く企業の例があります。
そこは日本人がCEO、一方で現地の市場や業界のことをよくわかっている方とタッグを組んで起業されているそうです!
例えば、資金調達周りで日系で東南アジアに行っている事業会社もVCもたくさんあるので、そことの相談などは日本の方が主導など、それぞれの得意な分野でタスクを分け合っている会社があるとのことでした!


その他、池田さんへの資金調達といった相談をしたいときの
ご連絡先もお話しくださいました。


ぜひご覧ください!

‣動画はこちら




最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

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