音楽業界に革命を
今回は、2019/9/11の、第9回目の登壇者である和田悠希さんについて取り上げます。
テーマは、「音楽家向けプラットフォーム」
音楽家がきちんと音楽活動を生業として集中できる環境を作る、というものです。
和田悠希さんのプロフィール
出身:東京都
生年月日:2000/12/18
大学:慶應義塾大学慶應経済学部
趣味:ピアノ
Twitter:yuukiwada1037
Instagram:yuukiwada1037
この記事を読んで、共感してくださった人、応援したいと思ってくださった人などは、ぜひ本人に応援メッセージを送っていただきたいです!!
ビジョン・夢
「1人でも多くのアーティストが夢を追える社会を創る」
和田さんのプロフィールにあった趣味:ピアノの項目もこのビジョン・夢に影響しているのでしょうか?
まずはこの目標を持ったきっかけから追っていきたいと思います!
きっかけ
和田さんが音楽業界にアプローチをかけたのは自身が幼少期からピアノを弾いていたこともあり、音楽への親しみがあったためでした。
それもただ単にピアノを弾いていたのではなく、コンクールに出るような鍛錬を積まれていたことで見えてくる課題があったようです。
クラシックで"食っていけない"
自分自身の生業とは字の通りそれをすることでお金を稼ぎ、生計を立てていくことを指します。
和田さんはクラシック業界が抱える大きな問題として演奏家として生計を立てることのできる人がほとんどいない、ということがあると指摘しています。
特にアマチュア、新人の名の知れていないような演奏家の方たちは、演奏会においてノーギャラ(赤字)で知り合いを呼んで会場を埋めるというということをしているそうです。
まずは名前が売れないと成功への道が拓けないためにこうした方策をとるそうですが、金銭的にゆとりがある訳ではない、むしろ困窮している層であるために長続きせず夢を諦めていく人も多くいます。
他にも派閥といったものも存在しており、新たな才能の芽を摘んでしまっているのが現状です。
和田さんのご友人にも同じような境遇で挫折した方もおり、その体験もこのサービスへと結びついています。
クラシックのイメージ改革
「クラシック」というとみなさんはどんなイメージがありますか?
「上流階級の嗜み」、「聴いてると眠くなる…」といったものがパッと思い浮かぶ方が多いように思います。
それはクラシックが一般の人たちにとって敷居の高いものとなってしまっているから…。
上流階級がお金を落としていくとはいえ、人口が限られていては市場規模は一向に広がりを見せないままになってしまいます。
そのため和田さんは短期的に目の前の環境改善に取り組みつつも、潜在層を狙ってサービスを拡大して行くところまで見据えています。
※詳細は事業計画書のPDFをご覧下さい
実力がある人が正当に評価をされていくことは今後の業界の発展に繋がっていくだけでなく、きちんとした権威付けがなされることとなると思います。
今後の展開
和田さんはまだ足りていない部分を理解してユーザーインタビューに乗り出しています。
1人でも多くのアーティストが夢を追える社会を創る
その目標のもと、日々取り組んでいます。
今後もnoteやTwitterで展開を更新していきますので、ぜひご覧下さい。
もし音楽関係の仕事をされている、音楽業界に興味があるという方がいらっしゃいましたら、冒頭に記載してあるTwitterやInstagramにご連絡ください!
PDFを無料公開!
和田さんはPDFを公開してくださっています!
音楽業界の抱える課題、そこに向けた自分の施策というものが示されているのでぜひ目を通していただければと思います。