マイノリティーの認知をマジョリティに~LGBTQの人が生きやすい世界へ~
今回は、2019/9/26の、第10回目の登壇者である宮澤詩音さん、水本航輝さんについて取り上げます。
テーマは、「LGBTQ版テラスハウス」
高校生起業家チームの挑戦に密着します!
宮澤詩音さん・水本航輝さんのプロフィール
宮澤詩音
・出身 : 東京都北区
・所属先 : 都立小石川中等教育学校
・趣味 : 水泳、美味しいご飯巡り
・Twitter : @__sionn__
・Instagram : @__sionn__
水本航輝
・出身 : 東京都
・所属先 : 都立立川高校
・趣味 : サッカー、歌唱
・Instagram : kohki6105
この記事を読んで、共感してくださった人、応援したいと思ってくださった人などは、ぜひ本人に応援メッセージを送ってください!!
きっかけ
2人がこの分野に課題を感じたのはそれぞれの実体験があったからです。
友人がいわゆる同性愛者であった。
留学先のオーストラリアで同性婚が国民選挙によって認められる瞬間に立ち会った。
このような経験から、異性を愛すること以外の選択肢を持った人への偏見、差別などに疑問を抱くようになったそうです。
身近な体験がその人を形作るというのはまさにこういうことなのかも知れません。
起業において、このような「原体験」があることは凄く重要ですね。
そもそもLGBTQって?
テーマにもさらっと書いてありますが、みなさんはLGBTQという言葉をご存知でしょうか?
「LGBTなら… 」、「そもそも全く知らない!」という方が多いと思います。
LGBTQとは、
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(生まれた性と異なる性で生きる人)、クエスチョニング(性自認や性的指向を定めない人)の頭文字をとった言葉です。
実は日本のLGBTQ人口は約1157万人と左利きやAB型と同じくらいの割合いるのです。
必要なのは「意識改革」
これだけ多くの人がいながら認知している人は少ない。
これが大きな問題なのです。
宮澤さんたちは、“まずは周囲の理解を得ることがLGBTQの人たちが暮らしやすい社会になる第一歩”だと強調していました。
最近では同性婚に関する訴訟や、同性愛をテーマにしたドラマなど、LGBTQへの関心は確実に高まってきています。
しかし、未だ多くの人にとって「他人事」になっているこの大きな問題を「自分事」にしていかなければなりません。
そのための働きかけ方を宮澤さんたちは模索しています。
今後の展開
宮澤さんたちはただ理想を描いているだけではありません。
某テレビメディアに直接企画を提案しに行ったりと、高校生離れした行動力も持ち合わせています。
今後はまず、YouTubeなど個人が簡単に発信することのできるメディアを利用して認知を広め、共感して協力してくれる人を募っていくとのことです。
同じような課題を抱えている人たちからの連絡をお待ちしてます!
また、この問題は、当事者の人達が声を上げるだけではなかなか変わっていきません。当事者の人は、親族にも本当に気持ちを打ち明けられない人も少なくないほど、自分のアイデンティティーを発信していくことに迷いを持っている人が多いのです。
まずは周りの人達が、“あなたはそのままで大丈夫”という受け入れ態勢をつくることが本当に重要です。
少しでも共感してくださった方は、ぜひとも彼らに直接メッセージを送ってほしいです!
今後も、進捗などをnoteやTwitterにて公開していく予定ですので、お楽しみに。
ピッチ者情報まとめ
ピッチ者① : 宮澤詩音
人生のテーマ : 父には昔から“自分が明るいと思ったほうへ進め”と育てられてきました。これからも自分の直感を信じ、明るく充実した人生を送っていきたいと思っています。
目標 : 私たちチームマイジョイは、きのこ派たけのこ派ぐらいの軽いテンションで自分のアイデンティティを語り合える世の中を目指して今後も活動を続けていきます。
今後の展開 : “マイジョイハウス”(LGBTQの人のためのシェアハウス)の運営だけでなく、更にいろいろな方向からのアプローチ方法を考えていきたいです。
ピッチ者② : 水本航輝
人生のテーマ : よりよい社会のために自分はなにができるか、”志”を自分の中で問い続けて生きていくこと
今後の展開 : 絶賛検討中!
PDFを無料公開…!!!
チームマイジョイは、高校生のビジネスコンテスト、NESにて、賞金も獲得した超期待のチームです!
今回は許可を得たため、その際の資料を無料で一定期間の間、限定公開します!
※アプリからだと開けない方もいるようです。その場合にはWebで入ってみてください!もしそれでも入れない場合にはコメントをいただけますと幸いです。