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【#1152】アマチュアミュージシャンの「ストーリー」

2023.12.14 アマチュアミュージシャンの「ストーリー」

この記事は、 アマチュアミュージシャンを
プロに育てるオンラインサロン
【HARK Startup Boost 】(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)にて
書かれた内容です。

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アーティスト活動に関するアドバイス
新しい試みに関する情報や
プロセスエコノミーについてなどの
お話を毎日お届けしています。


おはようございますー

朝ですね
今日は午前中もちょっとバタバタしておりますので
途切れつつ進めていこうかと思いますが

まずは
今年は寒くねーな。
暖冬?ですかね
結構
あったかいくらいの日もあったり
急に寒かったり
体調崩しそうですよね
皆さん体には気をつけて進めてくださいね





どうも
寝坊オーナーです。

春眠暁を…という感じで
この時期も布団から出るのが嫌ですよねぇ
ずっと布団に入ってたいです。


と言うわけで
今日もお話を進めていこうと思いますが



今日は
「ストーリー」
のお話ですね



「アマチュアエコノミー」
を日本で初めて提唱するオーナーは
アマチュアミュージシャンにおける
「プロセスエコノミー」

「ストーリー」

たくさんのアーティストで試して検証して
ここまでこのノウハウを貯めてきたわけですが

はい。
一つずついきますね



まず
「ストーリー」

これは今日の本題。



皆さんはアマチュアミュージシャンですので
「成長していく」
という過程をファンに見せて販売している。
この「ストーリー」自体がコンテンツである。
と言う考え方なわけですね

そして次に
「プロセスエコノミー」

これは
コロナ禍で話題になった
「成果物を販売する」
という形式から

今後は
「過程そのものを販売する」
という考え方が生まれましたよ、というお話です。

過程=プロセス
ですね

「アマチュアミュージシャンはストーリー自体がコンテンツである」
「過程そのものを販売する形が今後は主流になる」
というこの二つを組み合わせると

アマチュアミュージシャンの
「ストーリー」は
プロセスエコノミーの
「プロセス」と
同様に扱えるのではないかな、という考えのもと

オーナーはスタートアップブーストで
多くのアマチュアミュージシャンにこの考え方やそれに関連する試作を色々と試しまして
その結果とノウハウを貯めてきたわけですね。

そもそも
「完成されていない」
ということがアマチュアの強みなので
「プロになるまでの過程」
を販売しているのではなくて
「アマチュアミュージシャンの活動自体」
が素晴らしいコンテンツなのではないだろうか!?

ここまできて
オーナーは
「アマチュアエコノミー」
と言い出したわけです。

概要はこんな感じですね


ではこのお話を元に
「ストーリー」
を考えてみたいと思います。



今回の
ミズカ
ゆーたろー
弱僕
のこの3組のチャレンジライブを
見て。

これは
皆さんもかなり近いところで見ていたわけですけど
この時にこの
「ストーリー」
って言うものが
どう言うふうに作用したのかな。
ということを
考えていたわけですね


例えば
「夢につ向かってがむしゃらに突き進んでいるゆーたろー」
みたいな
これを皆さんは
「ストーリー」
と呼んでいるわけですね

または
弱僕のように
「1年間ツアーを走り切った」
これもストーリー。

うんうん
「ストーリー」
という言葉としては合っていると思うんですが
本当にそれって
ファンが感動した部分なんでしょうか?


今日の本題
つまり
哲学する部分はここですね


本当にそのストーリーに
ファンは感動したのか?
です。


これ
冷静に考えてみるとですね
ゆーたろーが
ビーツに失敗して
リベンジ公演をした。

そしてそこからさらに大きくなるために
名古屋でのライブにチャレンジしたり…
それで今回のクワトロ…
みたいな。


これ
全部追いかけている人ってほとんどいないですよね


次に
ミズカちゃんがこれまでこういう活動をしてきて
今こう言う方向に伸びていて
こんなことをチャレンジしていて今回の公演があるんだよ!
みたいな。

こんなことを把握している人がファンの中に何人いるんだよ。
と。


はい次に
弱僕が
オーナーから「バックバントなんかつけるやつは無駄なことやってるだけのバカだ」と言われて
反骨精神で半年間ツアーを走り切ってきて
うまくいかなかったり
成功したり
やっとラストまで走り切りました。
みたいな。

これ誰が全部追えてるの?



はい。
まず一つ目のポイントです



ここでは
「アーティスト側が思っているストーリー」

「ファン側が受け取っているストーリー」

この二つにはかなり
誤差が生まれている。
と言うことが言えると思います。

もちろん
コアファンの中には
全て追いかけてきた人たちもいるでしょう。

しかし
切磋琢磨の中身を見たわけじゃありませんので
当事者であるアーティストと
それを外から見ているファンでは
温度差がまるで違いますよね。

ましてや
それらの情報を断片的に客観的に聞いている人たちからすると
「なんかよくわからないけど頑張ったんだね」
くらいの情報しかありません。


この
「なんかよくわからないけど頑張ったんだね」

「ストーリー」
である


いやいやいや
そんなわけないでしょ。
と、
オーナーはここで今回頭を捻ったわけです。



そんなもんで
お客さんは感動するのかね?

演奏している楽曲に
それまでのストーリーが重なって
感動を呼び起こすためには
この
「なんとなく」
のストーリーではなくて
「かなり強い印象の」
ストーリーが必要だと
思うわけです。


それでは
ポイントの二つ目。


これらの効果は
「チャレンジライブの動員に」
つながるものでなくてはなりません。

ここはもう
1番大事なところ。

チャレンジライブを見て感動してくれたよね?
みたいな
お花畑の考え方は当日と翌日だけにしておきましょう。



正しいやり方としては

「ストーリーに感動した人たちが」
「チャレンジライブのチケットを買う」

これですよね?
こうですよね?
皆さん頭ちゃんとリセットしてくださいね?


チャレンジライブを頑張った。
感動した。
やり切った。

それはわかります。
しかしですね
ストーリーは
「チャレンジライブの前に完結していなければならない」
という
ルールが存在するわけです。
ここを見落としている人が多い。



整理してみますね



アマチュアエコノミーにおいては
アマチュアミュージシャンが頑張って活動をしている
「それ自体」
がコンテンツである。

しかし情報は断片的で
ファンには「強い印象の一部分だけ」しか届かない。

尚且つそれらは
「チャレンジライブの前に完結している」ことが必要である。

と、
こう言う理論が成り立つわけです。



こうしないと
ユータローくんは
今後も毎回チャレンジライブをやるたびに
一回コケないといけなくなりますし
弱僕は毎回無理矢理死にそうなスケジュールのツアーをやらないといけなくなる。
ミズカは銀河一になっちゃったから
次は宇宙空間一可愛くならないといけなくなります。
それはちょっと無理があるでしょ。笑


アマチュアミュージシャンの活動としてはやはりこの
「チャレンジライブ」
で一度結果を出さないといけないわけですから

この時点で
「ストーリー」
から成り立つファンの感動が
「チャレンジライブの前で」
完結していてそれらは
「チャレンジライブのチケットに」
反映される

という
こういう形を作り出さないといけません。

ここが
オーナーが反省している
今回の3組のチャレンジライブの反省点です。

ここをもっと具現化してあげないと
今後もっと伸びることはないなと。



はい
答えはまだ出てないわけですが
「ヒント」
がいくつか見つかりましたね。

これを整理してこの哲学のお話は一度終わりにしましょう




1 .かなり前もって大きなチャレンジライブを発表して
それに向かって活動する

という
こう言うアプローチは
今回はかなり当たりました。
スタートアップブースト的にはサイクルが短いので
大体3ヶ月とか4ヶ月とか
これくらい前からスタートすることが多いですが
今回は
「半年以上」の時間の余裕を持って
チャレンジライブの認知を進めたことが
勝因になっています。

もちろん
その間
違うコンテンツを入れにくくなりますので
半年間はチャレンジライブのためのストーリーだけを
メインに据えて動くことになりますよね。
ここはリスクでもあります。

ただ
チャレンジライブを見にきてもらうには
「ストーリー」
がファンの頭の中に入っていないといけませんので
それらを刷り込む期間として
新規の人に
3ヶ月で
ストーリーを刷り込む。
これはちょっと短いよね。
ということが言えると思います。

前情報
前提情報
基本情報
こう言うものがまず
「ファンの頭の中に入っている」
という
刷り込みが進んでいる状態じゃないと
その先のストーリーが頭に入ってきません。

例えば
ゆーたろーくんの場合は
「今回のストーリー」
よりも前に
カイキの後輩分であるとか
渋谷ビーツで400動員したことがあるとか
こう言うことを
「新規に」
知ってもらっておかないといけません。

ファンに、じゃないですよ
新規に。知ってもらわないといけません。

ミズカちゃんの場合は
「自分で楽曲制作までやっている」
とか
「色々なアーティストと積極的にコラボしている」
とか
こう言う前情報を入れておかないと
ストーリーに乗ることができません。

弱僕の場合は
3人の基本情報や
どんな思いで音楽をやっているとか
人柄とか
普段どんなことを頑張っているとか
こういう情報を
「前もって入れた状態で」
新たに今回のチャレンジライブのストーリーに乗ってもらう必要があるわけです。

ここに
結構時間がかかる。
と、
言うことはですよ?

普段から皆さんはSNSを動かしていますよね?
オーナーから筋トレ筋トレと言われて無理矢理毎日SNSをぶん回しているわけですが
ここに
「作品」
を投じている人たちいますよね?

あれ?
それで合ってます?

ここには
「みなさんの基本情報」

「基本ストーリー」

理解してもらうことを頭に入れて動いておかないと

ここに
「作品を投下する」
だけだと
チャレンジライブへの前準備ができていないファンが出来がりますね。

まだ
応援する体制ができていないファン。
感情移入ができていないファン。
こう言う人たちが集まることになります。

この人たちに
普段から
「基本ストーリー」
を理解してもらう活動をしておかないといけないですよね

そうすることで
その
「基本ストーリーを知っている状態で」
今回の
「チャレンジライブのストーリー」
に乗っかってもらう。

という
こういう
「2段階」
になっていると言うことになるわけです。

ここは
難しいストーリーはそぐわないですね
わかりやすいチャレンジ内容が必要です。

今回の3組は
わかりやすく
「大きな会場にチャレンジ」
とか
「最多動員数にチャレンジ」
とか
このように
わかりやすいストーリーを作るようにしています。

これくらい簡単じゃないと
ファンは頭に入らないわけですね

弱僕の3人がそれぞれどう言う人たちで
普段はどんな活動していて
こう言う曲を歌っていて
こう言うことを目指していて
だから今回のチャレンジはこう言うことを頑張っています
みたいな。
こんな長いお話は理解できません。

ここは多少語弊があっても
無理矢理シンプルにする必要がありますね

だからあえて
「プロになる!」

「だから大きな会場でやる!」
みたいな
わかりやすいストーリーにしているわけですね

この辺も
「簡単な方がいいよ!」
と言うことではなくて
「コアファンの人たちは難しくて細かいけどもわかるけど」
「新規の人たちに同じものは通じないよ」
と言うことですので
新規をたくさん呼びたい私たちは常にこの
「新規に向けてのアプローチ」
を意識しておかなければなりませんよね


そしてですね
今日のポイントをもう一回。


これらのアプローチが
「チャレンジライブの前に」
完結していないといけないわけですね

そしてこれらのストーリーが
「チャレンジライブのチケットを買う」
と言う行為につながらないといけないわけです。

ここが
今回の3組に足りなかったな、というのが
反省点ですね

ストーリー自体が
チケットの購入につながる。
これが必要。

例えば
ゆーたろーくんや
弱僕は
「今回の大きな会場でのライブを見にきてくれれば必ず感動させるよ」
という
「先のアプローチ」
にしてしまった。

これやってしまいがちですが
実はこれ理論上は間違っていましてですね

「ラママでやったライブをそのまま大きな会場でやります」
の方がアプローチとして正しいわけです。

これ
ミズカちゃんは出来てましたよね
ちょっと足りませんでしたけど
アプローチは方向性が合っていた。
実際にはもっと答えを見せちゃった方がいいと思いますけど。

ゆーたろーや
弱僕では
会場に行ってみて
配信を買ってみて
何がみられるのかわからない。

この部分は
まだアプローチ不足ですね
ここは改善点として
アマチュアミュージシャンは頭に入れておいた方がいいですね。

×チャレンジライブを見にきたら答えが見れるよ!
〇これを大きな会場でやるよ!だから内容はほとんどもうわかっているよね?でも応援に来てね!

です。


人間は
よくわからない会場に
何やるかわからない内容を
見に行くって
かなり嫌じゃないですか?

今回はチャレンジライブですので
「いつもと違う行ったことない会場」
という違う部分がありますので
それ以外は
「ほとんどいつもと同じ内容」
じゃないとダメなわけですね

ファンが
見に来る人が
新規が

「何やるのか全て知っている状態」
が正しいと言うことになります。

ここ
難しいですけどね
でもかなり意識しないと
間違えちゃいます。

どうしても
ミュージシャンは
「本番何やるのかを隠して」
しまいがちですが
ここは
「真逆」です。

チケットを買う方は
「一度見たことがあるライブ」
を見る方が安心なわけですね

そして
「チャレンジライブ」
という時点で既に普段とは違っているわけですから
見に来る人はかなりハードルが高いわけですよね
中身はむしろ
全部既に公開している状態が望ましいです。

この辺り
再確認して
次のチャレンジライブに向けて準備したいですね

ああ
頭の中を整理しながら喋ったら
ダラダラといってしまった。笑

まあ
たまにはこう言う会も必要ですね



と言うわけで
ちょっとこの
「チャレンジライブにおけるストーリー」

「アマチュアミュージシャン自体のストーリー」
に関しては
まだまだ哲学の余地が残っているようです。

ヒントも少し出ましたね
今後もこの辺りの精度を上げて
再現性を作っていければと思います。


本日はここまで。


ちょっと
チャレンジライブのお話ばっかりが多かったので
お話ししたい内容も溜まってきております。笑

他にも色々とお話ししたいことたくさんありますのでね
過去記事と合わせて
皆さんしっかり読んでくださいね。

それでは今日もですね!
ごろちゃん焼肉ですね!


これを機に
「応援する側」
の気持ちも体験してみてくださいね

そして今日も皆さんは
しっかりと「認知活動」をしていきましょう!



いってらっしゃい!



本日の過去記事です!
【#894】売れる法則の最終到達地点


すげー題名。笑

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