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【#1295】ライブをみて頭を働かせましょう
2024/05/24(金)
この記事は、 アマチュアミュージシャン
プロに育てるオンラインサロン
【HARK Startup Boost 】(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)に
書かれた内容です。
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おはようございますー
なんか久しぶりにクラブチッタ見に行って
色々と活性化しましたね
頭が。
昨日はコロムの佐治さんと色々とお話ししながら
これからのインデペンデントミュージシャンの行末をお話ししてました。
個人的には色々とアドバイスした人の会社が伸びてると気分がいいので
なんか
ウチのミュージシャン応援するみたいな感じで
コロムも応援してます。
結局は
ゼロイチは
マンパワーですから
ここの部分をまず越えないと話にならないよね。
という
この部分が永遠に付きまとうわけです。
ミュージシャンに対してもですね
やはりこの
「ゼロイチ部分を自分で超えてくれ」
としか言えないんですよね
これに関して
「他人がやってくれる」
みたいな考え方をしている人は
マジで
一生待ってるといいと思います。
オーナーはせっかちですから
とにかく今のうちに一歩でも先まで行きたいんですよね
他の人よりも先に。
自分の想像よりも先に。
ここを超えるのは自分の力しかありませんからね。
しっかり頑張りたいものだなぁと
マカロンのライブを見て思いました。
ライブ
見に行った人います?
何人かは
顔も見えたので
見に行った人もいると思います。
ウチのアーティストも
こういうのはマジで見に行った方がいいですよ。
勉強になります。
あ、
いや
マカロンのステージが勉強になるとか
マカロンのライブ運営が勉強になるとか
そういう話ではなくてですね
こういうものを見ることで
頭が。頭が働くようになるんですよ。
刺激になる!みたいな感じですかね
そのためのチケット代なら安いもんです。
ぜひ現地で
いけない人は配信で
こういうものはチェックしておくのがいいと思いますね
どうも
クラブチッタの目の前でお酒を飲み始めるオーナーです。
それでは今日はせっかくなので
マカロンのクラブチッタ公演を見て
気づいたことを
順番にお話ししていきたいと思います。
皆さんにも通じるお話もあるかと思いますので
読んでみてくださいね。
まず
「花道」
があったんですよね。
ステージから客席に突き出した
でべそ部分のステージのことを
「花道」
と呼びます。
この部分の演出があったんですけど
オーナーは裏方の人間なので
お客さんの側から
「ステージから」
見ることってほとんどないんですよね
これがみれました。
そうですよね。
花道なので
反対側のお客さんの顔が見えるんですよ。
これいいですねぇ
オーナーはマジで
舞台に立つ側をやらないから
忘れてましたけど
やっぱりあんな顔で
自分たちが歌っている姿を見てくれるのは
そりゃあ気持ちいいですよね
現地やめられない気持ちわかります。
あんなキラキラした顔で見られたら
とろけちゃいますよね
「現地をどうしても埋めたい!」
という人たちの気持ちがちょっとわかりました。
現地を埋めたいのならマジで
オーナーの言うことを聞け。
お前らのやり方じゃ現地は埋まらん
と、
思いながら
ステージを見てました。笑
現地を埋める方法は沢山あるんですけど
前にもここでお話ししていますが
やはり1番効果的なのは
「界隈」
を作り上げることですからね。
自分たちと同じように
集客にこだわって
大きく伸ばすようなアプローチをしている
仲間ミュージシャンが沢山いる状態にする
「団体戦」
これが1番です。
ここは
今まさにサロンでお話ししているところでもありますよね
もうちょっと力を入れて現地集客やろうかな、と思いました。
昨日ちょっと思ったのは
「前物販」
でマカロンとの集合チェキを売ってたんですよ。
そして、個別チェキは終演後ですよ
みたいな。
これって
実はもっと高く売れるんじゃないの?
って思いました。
リハーサルが終わって
開場を待っている状態、
または、客入れをしている状態でもいいと思うんですけど
この時間に
「舞台上集合チェキ」
って
多分3万くらい取れるんじゃないかな
3万円という値段設定も
集合ですから
とって欲しい人は
「団体で割り勘」
で支払うことができますし
団体なら
時間もあまりかからないですよね。
ライブの前のステージに上がって
メンバー全員と写真撮るなんて
結構レアだと思います。
これ
「VIPのプラス特典」
にしたらどうでしょうか。
現在皆さん
「リハ見学」
みたいなのをVIPに追加してますよね
さらにここに3万円払うと
リハ見学の後にステージ上で集合写真が撮れる。
みたいな。
もちろんチェキもありですし
こちらでも写真撮って
データでお渡しでもいいですよね
これ
やっている人いないなぁって思いました。
結構アマチュアミュージシャンって
「前物販」
を嫌がるから
ここはあんまりやってくれないんですけどね
結構勿体無いなぁって思います。
勿体無いでいうと
「VIP席の展開」
もあまりよろしくなかったですね
VVIPとVIPと一般A席と一般B席
っていう「四つ」に分けたのはあまりよろしくないですね
これダメな例です
VIPは
沢山とれるところから沢山とる
って考え方なので
VVIPとVIPに分けるのはあまり良くないんです。
これのせいでグラデーションが生まれてしまいます。
おまけが付かない
「s席」
の方が良かったですね
基本的に考え方としては
「松竹梅」
の考え方です。
そうすることで
人間は「竹」を買うように出来ています。
松竹梅ってわかりやすいシステムでよく出来てるんですよ。
梅を買う人は竹を買う
竹を買う人は松を買う
という風に誘導ができるんです。
これを四つに分けてしまうと
この効果が薄れてしまうんですよね
ですから
今回の例で言うと
「VIPの席を10席削ってでも」
「VVIPの席をあと4つ売る」
が最適解ですね
こう言う風に
中途半端なところに値段設定を置いてしまうと
「取りこぼしたお金を拾っている」
という風に思いがちですが
実はこれ
「大きなものを取りこぼして小さいものをとりにいっている」
と
こういうアプローチになってしまっています。
ここ
皆さんもやりがちなミスですから
気をつけてくださいね。
また
費用対効果は悪いかもしれませんが
「ペンライト」
は良かったですね
これって「お土産」として最適です。
名前入りのペンライト。
VIPの人が沢山買って
持っていない人に配っていたみたいですね
こういう効果もあります。
こういう風に
「沢山お金を使いたい人に、沢山お金を使ってもらえる物品」
は
準備しておくのが良いですね。
沢山買っても無駄にならないものが良いです。
前の方の人たちは
1人5本くらい持ってましたね。笑
千手観音みたいになってました。
また
「ご祝儀受付」
がないなぁと。
これ
今日の1番ポイントです
これ
誰か一度設置してみません?
物販のところに
「ご祝儀受付」
という場所を設けるべきだと思うんですよ。
あの
「結婚式の受付」
みたいな感じで。
当日はご祝儀袋に現金を入れてお持ちください。
スタッフに渡していただきまして
おいているミニ色紙にお名前とメッセージをお書きください。
みたいな。
これで
取りっぱぐれているお金を全部回収出来ます。
原価0円です。
これ毎回のライブで設置するようにすると
ファンの癖になるので
大きなライブの時はみんな「千円」とか「2000円」とか
包んで持ってくるようになると思うんです。
ご祝儀袋
「お布施」でもいいですね
とにかくですね
「現金を渡す」
という癖は今の内からつけておいた方が良くて
もちろんここで
「PayPay受付もできます」
の方がいいですよね。
物販が現金のみなのもダメですよね
ここは
まだまだ改善の余地があるなぁと思いました。
ご祝儀袋。
これやってみるアーティスト募集します。
あとは雑談で
「バスドラムの音」
です。
皆さんって
自分たちでトラックを作ったり
オケを作ったり
依頼して作ったり
してますよね?
大きな会場になると
普段イヤホンで聴いている音とは
違う範囲の音が鳴ります。
バスドラムの音なんかは
これの典型的な例です。
これ
皆さん音楽作る時にどうやって作ってます?
これ以外と
こんな初歩的なことを知らない人が多いんだなぁと思いました。
今の時代のミュージシャンは
生音知らないから。
全然ダメですね
バスドラムの音を作る時は
「心臓がドキドキする音を作る」
というのが鉄則ですよ。
オーナーはこれ2000回くらいダメ出しされましたよ
ライブの大きな会場で音を鳴らした時に
心臓がバスドラムに合わせて
ドキドキしてくるんですよ。
この音。
この音を低音のバスドラムの位置に作ってください。
これ
鉄則ですよ
意外と知らない人が多い
しかもですね
実はこれってあまり周波数は低くなくて
「80Hzよりちょっと上」
だったりします。
ですから
新宿ROTTでも再現して音が出る範囲の周波数です。
自分たちの作ったオケを
「大きなスピーカーで大きな音で」
チェックしてますよね?
まさか
「ヘッドホンで確認して終わり」
とかやってないですよね?
こんな
基本中の基本なんか
世の中のトラックメーカー全員知ってることですよ。
マジで
素人みたいなことやらないでください。
皆さんプロミュージシャンを目指しているわけですからね
自分たちのオケを
最大音量で
リハの時に新宿ROTTで流して
自分で聞いてみてください。
心臓がドキドキしたら正解です。
試してみてくださいね
最後にですね
吉田松陰の言葉で締めくくりたいと思います。
「いかに人生を生きるのかを決めれば」
「人生は全て勉強の場となる」
です。
ライブ見にいって
「楽しかったー」
じゃないですよ?
一つでも自分の身となるようなものを持って帰ってやるぜ!
と、気合を入れてみに行く。
そうすることでですね
リハ終わりに顔出して
ちょっとライブ見て
あとは酒飲んでるオーナーでも
これくらいの勉強はしてこれるわけです。
ビール飲むために
6500円の入場料と
600円のドリンク代を払って
裏から入れるのに。笑
7100円のビールを飲んだオーナーが言うんだから間違い無いですね
7100円以上の勉強をしてきました。
皆さんも
これくらいの気合を入れてライブを見に行けば
すぐにでも皆さんのライブが良くなると思います。
「いかにライブを見に行くのかを決めれば」
「全てが勉強の場となる」
です
おしまい。
それでは今日もですね
先輩のライブを見て
気合を入れて
新規新規新規獲得!
しっかりと頑張っていきましょー!
いってらっしゃい!
追伸
オーナーは新たに
「ライブを見にいって片っ端からダメ出しをする人」
という職業になろうかしら。
才能あるかも。
おしまい